公開日2024.02.29
冷蔵庫に使える洗剤って?汚れをしっかり落とす時の掃除のコツ
冷蔵庫の庫内は、汚れてもそのまま放置されがちな場所。食品を保管する場所なので、使っていい洗剤もよくわからない…なんてこともありますよね。冷蔵庫をしっかりキレイにしたい時のお掃除のコツをお伝えします。
冷蔵庫掃除のタイミングと使う洗剤
掃除に最適なタイミング
冷蔵庫の庫内は、常に食品が入っているので掃除をするタイミングが難しく、調味料の液がたれていたり、隙間に汚れが入り込んでいたりしても放置されがちな場所です。年に一度はしっかりキレイに掃除することを心がけましょう。
掃除のタイミングとしては、中の食材を1度外に出す必要があるため、気温が低い冬にするのがおすすめです。また、庫内の食材が少なくったタイミングに掃除するのもよいでしょう。
使う洗剤
いざ掃除しようとしても、口にする食材が入っている冷蔵庫にはどんな洗剤を使ったらいいのか迷ってしまいますよね。冷蔵庫には以下の洗剤と道具を使います。
- ・粉末の酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
- ・クロス
- ・バケツ
※冷蔵庫によっては使えない洗剤があります。取扱説明書を確認するようにしましょう。
次に、冷蔵庫をしっかりキレイにする掃除の手順をお伝えします。
キレイになる!冷蔵庫掃除の手順
食品を冷蔵庫から出し、保冷剤とともに保冷バックや発泡スチロールの中に入れます。
冷蔵庫の中のポケットや棚を全て取り外します。
その後、冷蔵庫の電源プラグを抜きます。コードやコンセントのホコリをさっと乾いた布でついでに拭き取っておきましょう。
バケツにお40度のお湯を入れ、酸素系漂白剤を入れて溶かします。
冷蔵庫の棚などが冷えている場合、お湯の温度が高くなると割れてしまう可能性があるので温度設定に気をつけましょう。
バケツの中に取り外したポケットを入れて、クロスで洗います。洗い終わったら最後に水ですすぎます。
クロスにバケツの酸素系漂白剤の液をつけて冷蔵庫の庫内を拭きます。しっかり汚れをふき取りましょう。
汚れが落ちたら庫内を水拭きして酸素系洗剤を拭きとります。
汚れが落ちて、真っ白な状態に戻りました。
電源プラグを差し、ポケットや棚を元に戻します。これでお掃除は完了!
※電源プラグを差し込んでも再度冷やすまで時間がかかります。事前に取扱説明書を確認してから掃除するようにしましょう。
普段のお掃除も忘れずに
普段のお掃除は「汚れたら、すぐ落とす!」が鉄則です。キッチンペーパーにアルカリ電解水を吹きかけてサッと拭くようにしましょう。アルカリ電解水は、庫内の時間が経っていない汚れに使えます。洗浄力は弱くなりますが、二度拭きする必要がないのでカンタンにお掃除できますよ。
最後に
今回、我が家の冷蔵庫掃除をしてみたら、普段見えていなかった上の棚やポケットの隙間、壁側もかなり汚れていたことに気が付きました。手が届きにくい奥側には小さな調味料が転がっていたりも…。冷蔵庫の掃除を機に、調味料も一度整理するのも良いかもしれません。食材が少なくなった時がチャンスです。皆さんも冷蔵庫内を一度リセットしてみてくださいね。
アドバイザー
時短家事・収納アドバイザー
ほり かおり
料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。