DIY

2022.02.16

【リメイクDIY】思い出が詰まったタンスをデコウッドを使って簡単リメイク

【リメイクDIY】思い出が詰まったタンスをデコウッドを使って簡単リメイク

「昔買った家具のデザインが今の部屋に合わない…」「おしゃれな家具に買い替えたいけど捨てるのも大変… 」など、家具に関するお悩みはありませんか?

今回は、家具を買い替えずにおしゃれにリメイクするDIYアイデアをご紹介。子供用収納タンスを、ホームセンターと100円均一で購入できる材料だけを使って、初心者でもチャレンジしやすいリメイクDIYに挑戦しました。

子供用タンスをおしゃれにしたい!

30年以上現役のタンス。小さい頃に両親が買ってくれたこのタンスを子どもが生まれたことをきっかけに、実家から今の新居に移動。
少し傷や汚れが目立つこと、デザインが現在の家の雰囲気に合わないことが気になりますが、「丈夫でまだまだ使える」「思い出も詰まっているので、できれば捨てずに活用したい」と思い、DIYでリメイクすることに。

シールを貼っていたり、角や表面に傷や汚れがあって、使い古された印象。モダンなお部屋の雰囲気にも、ちょっと似合わないデザインです。

今回は、引き出し表面に「デコウッド」を貼ることで、傷や汚れを隠しながらリメイクしてイメージチェンジさせます。


「デコウッド」とは?

家具のリメイクには「リメイクシート」を選ぶ場合が多いですが、今回はあえて通常床材に使用するデコウッド(塩ビタイル)を選びました。選んだ理由は3つ。

デコウッド(塩ビタイル)

リメイクシート

1.簡単に貼れて剥がれにくい

シール状のリメイクシートは、空気が入りやすくて綺麗に貼るのが難しく、端から剥がれやすいデメリットがあります。それに対して、デコウッドは厚みがあるので一気にピタッと貼れて、密着度も高いため剥がれにくくなります。今回の引き出しのように、普段よく触る部分に特におすすめです。
また、既製品の家具は安全性のため角を丸くカットしている場合が多いですが、デコウッドなら丸くカットせずとも上から貼るだけで角を隠すことができます。

2.木材に近い高級感がある

デコウッドは表面に木材に似せた凹凸加工が施してあるため、リメイクシートよりもより木材に近い、高級感のある見た目になります。

デコウッドのデメリット

フローリングのように組み合わせて使うことを想定しているため、縦幅が狭く、家具の大きさに対して幅が足りない場合があります。

今回のリメイクでは、その特徴をあえてデザインに活かして、幅が足りない部分に木材を組み合わせることにしました。
リメイクをする場合、材料は貼りたい箇所のサイズに合うものを選んでしまいがちですが、あえて足りない部分を活かして、木材やタイルを貼ったりするなどすると、よりデザイン性が高く、自分だけのオリジナリティのある家具にする事ができます。


デコウッドを使ったリメイクの手順

今回のタンスのリメイクの工程はこちら。

  1. 1. 必要な材料と道具を準備する
  2. 2. 塗装する
  3. 3. 引き出しの表面にデコウッドを貼る
  4. 4. 取っ手を付け替える

今回は、大きくこの4ステップでリメイクします。

1.必要な材料と道具を準備する

今回のタンスのサイズ。全体の縦幅、横幅、奥行きと各引き出しのサイズもしっかりと計測してそれぞれ必要なものを準備します。

リメイクに必要な材料

引き出し表面に貼る
デコウッド(塩ビタイル)

2×150×1000mm 7枚(ホームセンター)

デコウッドが足りない部分に
つけるパイン小割り材

18×18×1820mm 4本(ホームセンター)
※写真はカット後

取っ手 4個(セリア)

ボンド 1個

塗料(艶消し白) 1缶

水性塗料の下地
シーラー(接着用塗料) 1缶

必要な道具

サンドペーパー

マスキングテープ

養生シート

刷毛・バケツ

カッター

さしがね

ノコギリ

インパクトドライバー


2.塗装する

まずは、家具本体に色を塗るステップです。

引き出しを全て出し、家具全体の表面にやすりがけをします。やすりがけをして表面をザラザラにすることで、この後塗る塗料の密着度を高めます。

所要時間目安:15分

塗料がはみ出ないように引き出し部分の内側にマスキングテープを貼ります。引き出しを入れれば表からは見えなくなる箇所ですが、マスキングテープを貼っておくことで、引き出す時に余分な塗料が剥がれたりするのを防げます。

所要時間目安:10分

塗料の密着度や耐久性を高めるシーラー(水性塗料の下塗り剤)を塗り、乾くまで待ちます。
乾燥時間の目安は商品に記載していますが、今回は冬場で2時間かかりました。

所要時間目安:140分

シーラーが乾くのを待つ間に、デコウッドの縦幅が足りない部分に付ける木材を、棚の横幅に合わせてカットします。切り口のザラザラが気になる場合はやすりがけをしましょう。(木材はホームセンターで切ってもらうことも可能です)

所要時間目安:15分

シーラーが乾いたら、家具本体と切った木材に塗料を塗り、乾くまで待ちます。見た目の塗りムラが気になる場合は、塗料を二度塗りします。こちらも冬場なので乾くのに2時間ほどかかりました。

所要時間目安:150分

3.引き出し表面にデコウッドを貼る

次は引き出しのリメイクです。

引き出しの表面にデコウッドを貼ります。まず、デコウッド背面の糊付け真ん中あたりだけをカッターで切り取り、引き出しの長辺上部に合わせてはみ出さないように貼ります。その後、左右残りの糊付け部分を剥がして貼ると真っ直ぐに貼ることができます。デコウッドを貼り付けたら、左右の余分な部分をカットします。
先にデコウッドを引き出しの幅に合わせてカットしてから貼る方法でもOKです。

所要時間目安:60分

引き出しの下部分(デコウッドが足りない部分)に木材を貼ります。この木材は引き出しの取っ手代わりにもなります。
両面テープを木材の両端に貼ってから、木工用ボンドで取り付けると固定されて真っ直ぐ貼りやすくなります。

所要時間目安:30分

引き出しの滑りを良くするために、引き出しを裏返して、両サイドに木部用潤滑滑走剤を塗ります。

所要時間目安:5分
木部用潤滑滑走剤

長年使い続けているうちに、引き出しが滑りづらくなって開けにくい!と感じた経験はありませんか? 「潤滑滑走剤」を塗ることで、また新品の時のように引き出しやすくなるのでおすすめ。ホームセンターでも購入できます。


4.引き出しの取っ手を付け替える

最後に引き出しの取っ手をつけます。今回は上段4つの引き出しのみに取り付けました。
インパクトドライバー(キリでも可)で、元々取っ手が付いていた穴が空いている箇所の裏側から、デコウッドに穴を開けて、取っ手を通して取り付けます。

所要時間目安:10分
取っ手をつける位置とサイズ

取っ手の位置は揃っていないと、なんとなく野暮ったく見えませんか? 取っ手を全ての引き出しにつける場合は、縦位置を揃えるとスッキリとして見えます。

また取っ手のサイズは、大きいものより小さめを選ぶことで、よりもスタイリッシュな印象になります。


リメイク完了!

「すごい。まるで別物」と思ってしまうほどの変貌ぶり!

色と引き出し表面のデザインを変えるだけで、高級感のあるシックでモダンなタンスに生まれ変わりました。


before・after


かかった費用

・デコウッド(2×150×1000mm) 7枚 ¥2,758
・パイン小割材(18×18×1820mm) 4枚 ¥1,156
・取っ手(100均にて購入) 4個 ¥440
・木目用潤滑滑走剤 1個 ¥505
・木工用ボンド 1個 ¥603
・塗料(艶消し白) 1缶 3,509
・シーラー(塗料接着剤) 1缶 ¥1,749
・塗料周辺(養生シート・刷毛・バケツ) ¥801
・やすり用スポンジ 1個 ¥273
・サンドペーパー 1個 ¥217

合計 ¥12,011(税込)

※価格表記はすべて税込みです。
※マスキングテープ、カッターナイフ、ノコギリ、さしがね、インパクトドライバー代は含みません。


作り方YouTube動画

こちらのsumica YouTube動画でもご覧いただけます。


最後に

ホームセンターや100均など身近で購入できる材料を使って、見事にリメイクすることができました。
今回は収納タンスをリメイクしましたが、机や壁面棚など、今回のDIYを応用した活用方法はまだまだあります。家族の成長を一緒に見守ってきた家具を捨てずに活用すると、環境にもお財布にもやさしく、何よりも、一層愛着が湧きます。
あなたのおうちにも同じように捨てられない家具があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

編集

sumica編集部

自然体で心地いい時間が過ごせるおうちにしたい、そんな想いを込めて、「こんなのあったらいいな」と思うインテリアや「これは便利!」と思う暮らしのアイデアをお届けします。

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