公開日2023.01.17
地味なリビングダイニングはラグを主役に!おしゃれに見える選び方とおすすめのラグ
お掃除がラクという理由でラグを敷いていない方も多いかもしれませんが、ラグは敷くことのメリットもあり、選び方次第では空間の印象を変えることができるアイテムです。
今回は、ダイニングやリビングがなんだか地味…という方に、おしゃれに見えるラグの選び方と、取り入れるだけで空間の主役になる素敵なラグをご紹介します。
ラグを敷くメリット
そもそもラグって必要なの? とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
インテリアの観点からみた場合、ラグを敷くメリットは、ラグで区切ることにより、空間にメリハリが生まれるということです。
例えば、ソファの前やパーソナルチェアの前にラグを敷くことにより、「リラックススペース」として、“心地よさ”を演出することができます。
また、ラグは面積も大きいためインテリアの印象にも大きく影響します。
使い続けるうちに劣化しますので買い換えのタイミングで「イメージチェンジできるアイテム」として取り入れられることもメリットの一つです。
素材によって違いはありますが機能面から見た主なメリットは、
①キズ防止や防音効果
②ホコリを吸着
③暖かさや涼しさ(い草・綿・麻など)を感じられる
などがあります。
特に③は、省エネ効果も期待できそうですね。
おしゃれに見えるラグの選び方
ラグを選ぶ時、「この色いいな!」「このデザイン素敵♪」など、ついラグ単体を見て選んでしまいがちですが、
近くにあるソファの色や、床材(フローリング等)の色も考慮して選ぶことが大切です。
色のトーンや組み合わせに違和感がないか、または色が近すぎてメリハリをつけるはずがぼやけてしまわないか、組み合わせた時をイメージしてみましょう。
●リビングのラグ
ソファやクッション、近くにアートがある場合は、その色とのバランスが大きなポイントになります。クッションやアートなどの色がラグの色の一部に入っているなど「リンクさせる」とおしゃれなインテリアになりますよ。
特にインテリア全体がベーシックカラーのみで地味になってしまっている場合は、ラグを主役として色や柄でアクセントをつけることがおすすめです。
●ダイニングのラグ
リビングにもラグを敷く場合は、色やデザインのバランスを考え、どちらかを柄物にしたらもう一方は無地系にするなど、ダイニングとリビングのどちらのラグをメイン(主役)にするか決めておくといいでしょう。
小さなお子さんがいる家庭であれば、食べこぼすことも多いと思いますので、毛足が短く、洗えるタイプがいいでしょう。
ラグを主役に!リビングにおすすめのラグ
東リ TNF22001(エクリュ)
一見シンプルなラグですが、よく見るとカラフルなネップ(糸のかたまり)が混ざっており、さりげなく個性的&空間に奥行きを与えてくれます。
東リ TOR4004
円が重なったユニークな形のラグは、インテリアの主役にピッタリ。
この形の特徴として、ソファの前だけでなく、一人掛けチェアの前に敷いても、違和感なく使えます。カラーもベーシックなので、合わせやすいのもポイントですね。
東リ TOR4205
色もデザインも北欧らしさが溢れるラグは、無難なインテリアも一気におしゃれに変身させてくれる心強い味方。寒い冬も、ほっこり温かな気持ちで過ごせそうです。
プレーベル リタ(83/LGY)
少しクラッシックな雰囲気のあるラグは、合わせるのが難しそうですが、古道具を合わせる感覚でプラスしてあげると、ワンランク上のMIXインテリアになっておしゃれ感がアップします。アンティークもそうですが、古い(風も含め)ものがあると、深みと落ち着き感が出ます。
プレーベル ジェミニ(01/グリーン)
自然を感じる美しいグラデーションカラーが印象的なこのラグは、他にもグレーとベージュがあるのですが、単色でもグラデーションになっているだけで、単調にならず、おしゃれ感がアップします。
ラグを主役に!ダイニングにおすすめのラグ
東リ TOR4703-Q(グレイッシュブラウン)
グレージュカラーに細いラインが入ったシンプルなラグは、どんなインテリアに合わせやすくおすすめです。北欧インテリアにもピッタリですね。ウール100%素材なので足触りもよく、年中快適に使えますよ。
プレーベル ニケ(03SK/GY)
グレーのニュアンスのある、まだら模様がおしゃれなラグ。
ダイニングラグは所帯じみたイメージが出やすいのですが、このラグはインテリアをスタイリッシュに見せてくれるデザインです。
あえて、ダイニングのラグを主役にするのもいいですね。
東リ ファブリックフロア(AK3502てつ、AK3515ぞうげ)
14柄91色あるタイルカーペットを自由に組み合わせてオリジナルのラグを作れるファブリックフロア。
インテリアに合わせた色やデザインを作れることはもちろん、汚れた部分だけ洗ったり、買い換えることができるので、ダイニングにピッタリです。
※写真提供:東リ株式会社、プレーベル
ラグのサイズについて
ラグのサイズ選びは難しくはありません。
●リビングのラグ
ソファの幅を基準に考えます。幅はソファと同じぐらいか少し前後するサイズで、奥行き方向のサイズは、
・センターテーブルを囲んで座りたい
・床で寝転びたい
・小さな子供を遊ばせたい
など、リビングの使い方によって決めるといいでしょう。
●ダイニングのラグ
ダイニングテーブルのサイズを基準に、テーブルよりもひとまわり大きなサイズにしましょう。できれば、椅子を引いた時にはみ出さない寸法がいいでしょう。
最後に
ラグはカーテンや照明のように「絶対に必要なもの」ではないため、迷ったあげく買わずじまいであったり、とりあえず買ったものを使っているという方も多いかもしれませんが、ラグは簡単にお部屋を変身させることができる上、快適性やくつろぎ感を格段にアップさせることができる、インテリアにぜひ取り入れて欲しいアイテムです。
お部屋で過ごす時間が多いこの季節、ラグにこだわってみませんか?
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