玄関タイルの黒ずみを落とすコツ｜プロが教える玄関の掃除手順

人がまず目にする玄関は家の第一印象を決める重要な場所。玄関は家の顔とも言われ見るだけで住んでいる人が分かるとも言われます。

玄関のたたきに靴が乱雑に置かれて砂埃だらけ、下駄箱の上にもホコリがたまっているような玄関だと、家の中も同じように散らかって掃除がいき届いていない印象を持たれてしまうかもしれません。特に配達時や急な来客時のことを考えると常にキレイにしておきたい場所です。

▲ 写真右から雑巾、こげ取りスポンジ、メラミンスポンジ、お風呂用ブラシ。写真上はアルカリ電解水。

▲ カーボンヘラ　￥100均

靴底のゴムがこびりついている場合、カーボンヘラも使います。
カーボンヘラはしなるので使いやすく、傷がつきにくいのでおすすめです。金属のヘラはタイルが傷がつきやすいので注意しましょう。

たたきをほうきで掃きます。大きなゴミは手で取り、細かい砂埃はヘッドをはずした掃除機で吸い取ってもOK。

玄関のたたきを濡れた雑巾で拭いていきます。雑巾で取れないタイルの汚れはメラミンスポンジでこすります。

メラミンスポンジでも取れない汚れは、こげ取りスポンジを使ってこすります。

注意点として、メラミンスポンジ→こげ取りスポンジになるほど素材に傷がつきやすくなります。タイルの素材を確認してから使用するようにしましょう。わからない場合はまずは端のほうで試してから使用するとよいかもしれません。

メラミンスポンジでは取れない汚れも、こげ取りスポンジを使うことでここまで落とすことができました。

汚れ具合によって、たたきと同じように雑巾→メラミンスポンジ→こげ取りスポンジの順に落としていきます。

ドアを拭く順番は、脚立があれば使用して室内側→外側、上→下の順番で水拭きしていきます。ドアの隙間はクモの巣や虫が挟まっていることが多いです！ドアノブにも手垢がついているので落とすのもお忘れなく。

玄関に窓があれば窓枠や下の幅木など見落としがちなところも必ず拭いておきましょう。ついでに表札、インターホンまで拭いておくとよいでしょう。水拭きでは落ちないとき、プラスチック製品などであればアルカリ電解水をシュシュッと振りかけて拭きとると汚れが浮いて取れやすくなります。
玄関まわりも水拭きしておくことで掃除の仕上がりに差が出ます。玄関がパッと明るくなって空気が入れ替わったような感じになりますよ。