上手に暮らす

公開日2024.03.27

洗えないマットレスのお手入れ方法は?清潔に長持ちさせるコツ

マットレスの日々のお手入れ、皆さんはどうされていますか?
マットレスは洗うことができないので、どうやってお手入れするのがいいのか悩まれている方も多いと思います。今回はお手入れ方法だけでなく、長く使い続けるためのコツもあわせてご紹介します。

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

洗えないマットレスのお手入れ方法

毎日寝ている場所なのに、ベッドのマットレスは洗うことができません。お布団なら天日干しができますが、マットレスは干すことも難しい…。そんな時は、以下の方法でお手入れしましょう。

1:定期的に底面に風を通す

マットレスのお手入れのポイントは、湿気をためないことです。マットレスも敷布団と同じように汗を吸収して湿気がたまります。湿気がたまるとマットレス底面にカビが繁殖してしまうことがよくあります。マットレスに一度カビがつくと、取り除くことは困難。

月に2、3回、マットレス底面に風を通し、乾燥させることでたまった湿気を取り除きましょう。
風を当てる時間は2、3時間程度が目安です。

底面に風を通す方法

大きなマットレスに風を当てるには以下のような方法があります。

壁に立てかけて底面を窓側に向ける

底面を窓側(壁と反対側)に向けて乾燥させます。扇風機の風を当ててもいいでしょう。

モノを挟んで、扇風機の風を当てる

重たくて持ち上げられない場合、片面に重ねた本やモノを挟み、横から扇風機の風を当てて乾燥させることもできます。

三つ折りマットレスの場合

壁に立て掛けて底面に扇風機の風をてましょう。三つ折りにできるタイプなら、移動させやすいのでお手入れもしやすくなります。

2:掃除機をかける

マットレスについたホコリなどの汚れも定期的に掃除機で吸いとることも必要です。底面に風をあてる際にあわせて掃除機をかけるとよいでしょう。

マットレスは何度も買い替えられるものではないので、できたら清潔に長持ちさせたいですよね。次に、マットレスを長持ちさせるコツをお伝えします。

マットレスを清潔に長持ちさせるコツ

毎日同じ人が同じ位置で寝ることでマットレスは「へたり」を起こします。できるだけへたりを防ぎ、マットレス本体に汚れがつかないようにすることで清潔に長持ちさせることができます。

表裏、上下を逆にして「へたり防止」!

毎日マットレスの同じ面、同じ位置で寝ていると、腰あたりに圧力がかかり、中央がへたりやすくなっています。約3カ月に1度は、マットレスの表面と裏面、頭部と脚部を替えるようにましょう。

ベッドパッドを敷く

ベッドパットは、マットレス本体につく汗や汚れを防ぐために必要なもの。敷くことで寝汗をかいてもマットレス本体に汚れがつきにくくなります。

ベッドパッドは、マットレスの上に直接敷いて、その上からボックスシーツをかけましょう。

シーツをまめに洗濯する

ダニの餌になる人のフケやアカは見えなくてもシーツにたまっています。ボックスシーツ・掛布団のシーツをこまめに洗濯することで、マットレス本体に汚れがつきにくく、そしてたまりにくくもなります。週1回は洗濯することを心がけましょう。

マットレスを購入する際は、お手入れのしやすさも視点に

私が今使っているマットレスを買ったのは、子供が小学校低学年でまだ私の隣で寝ていた頃。その時購入した寝具屋さんから、「子供が隣で寝る場合、マットレスの端に人が寝転ぶと体の重みで端が崩れやすいので、フレームがしっかりしたマットレスがいいよ」とアドバイスされ、このマットレスを選びました。それからお手入れすることを心掛けて、7年経った今も変わりなく使えています。

睡眠にこだわったマットレスが人気ですが、購入する際の選ぶ視点として、寝心地だけではなく、ライフスタイルにあった「お手入れのしやすさ」を入れてみてはいかがでしょうか。部分的に洗えたり、通気性のよいマットレスも最近では出ています。特に小さなお子さまがいる方は、お手入れしやすいものを選ぶことで衛生面でも安心して使うことができますよ。

アドバイザー

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。

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