公開日2023.10.31
片手でラクに固定!DIYの普段使いにはラチェット式バークランプがおすすめ
sumica編集部が使ってみてよかったDIYの工具をご紹介する企画!
材料を固定させる工具・クランプにはたくさんの種類がありますが、普段使いに便利なクランプ「ラチェット式バークランプ」についてご紹介します。
ラチェット式バークランプとは
ラチェット式バークランプはハンドル部分を簡単にスライドさせる事ができるため、どんな幅や厚みの材料でもすぐに固定することができるクランプです。DIYでよく行う木材の固定・仮組み・接着作業の固定など広い用途で使用することができます。
ラチェット式バークランプはC型クランプほど締め付け力はなく、F型クランプの一つになります。
▲ C型クランプ
▲ F型クランプ
固定させる工具「クランプ」の種類については以下を参考に
【DIY】直角固定がラクになる!コーナークランプの使い方
ラチェット式バークランプの使い方
ハンドルをスライドさせて固定したい部材をクランプで挟みます
レバーを握り締めていくと部材が徐々に固定されていきます。
ラチェット式バークランプはハンドル部分がレバー状になっていて片手で握り締めていくだけで固定できるようになっています。
レバーが動かせなくなるまで締めたら固定完了!
接着時だけでなく、クランプを二つ使って部材の切断時の固定もできます。
おすすめの理由
初心者の方にはおすすめな点は片手で締めることができることです。
もう一方の手で材料を固定しながら作業できます。
クランプには開口距離があり、商品ごとにサイズが決まっています。開口距離は材料と作業台、当て木の厚み分の長さを考慮する必要があり、この長さに合うクランプを選ばないと合わないと固定できなくなります。このラチェット式バークランプは最大150mm程まで対応でき、どんな用途でも使いやすい開口距離になっています。同じラチェット式バークランプでも開口距離は選ぶこともできます。
クランプは強い力を加えるため、材料が傷ついたり、凹んだりしてしまうため、当て木を挟み材料を保護する必要がありますが、このラチェット式バークランプは保護キャップがついています。材料を保護するだけでなく、滑り止めの役割もしてくれます。
※同じラチェット式バークランプでも保護キャップがついていないものもあります。
ネジを緩めることでアゴ部分が取り外せ、アゴを反対に取り付けることができるので固定だけでなく、押し広げるという拡張する機能も備わっています。
ここで注意ポイントは間違ってアゴ側ではなくレバー側を取り外してしまう事です。取り外してしまうと壊れてしまうこともありますので注意してください。
コーナークランプと併用しよう
クランプにはたくさんの種類がありますが「どれが良いのか分からない」と悩む初心者の方には、固定させるクランプとして片手で使えるこのラチェット式バークランプ、棚などの直角固定専用にコーナークランプの両方を持っておくとよいでしょう。
【DIY】直角固定がラクになる!コーナークランプの使い方
比較的費用も安いので、一人でDIYの工程をスムーズに進めたいという方にはおすすめです。
sumica編集部では、実際に使ってみてよかったDIYの工具や方法など様々な情報をこれからもお届けしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
筆者
sumica編集部
自然体で心地いい時間が過ごせるおうちにしたい、そんな想いを込めて、「こんなのあったらいいな」「これは便利!」と思う暮らしのアイデアをお届けします。