DIY

公開日2025.01.22

こだわり派におすすめの『工具箱』!海外・国内メーカーを紹介

インパクトドライバーなどの電動工具やビス、コンベックス、差し金、様々な工具や材料が必要になるDIY。整理整頓するのに欠かせないのが工具箱です。でも、いろんな素材や大きさがあり、海外のメーカーによってデザインも変わるのでどれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのでは?今回は、工具箱にこだわりたい人向けのおすすめ製品をご紹介します。

工具箱の素材と特徴

教えていただいたのは

世界から、国内から上質な工具を厳選して輸入、販売するセレクトショップ『ファクトリーギア』。国内外へ展開&運営しており、日本国内で展開するショップは14店舗。今回は、GIGAファクトリーギア神戸店を取材させていただきました。

目的によって工具箱の素材を選ぼう

工具箱には様々な素材と形状があります。軽量でコンパクトなもの、収納力が高いサイズが大きいもの、丈夫で耐久性があるものなど、使用目的によって選ぶ基準が変わりますが、素材を大きく分けると以下の3種類になります。

1.スチール製の工具箱

ガレージなどのDIY作業部屋に置くイメージもありますが、キャビネット型やボックス型があり、プロからアマチュアまで人気のスタンダードな工具箱です。その特徴はなんと言っても丈夫さ!

キャビネット型は引き出しがあるので工具の仕分けがしやすく、欲しいものがすぐに見つかります。引き出しも深さやサイズが異なるため、小さなアイテムから大きい電動工具までたくさん収納できます。キャビネット型は重いので持ち運びには向いていませんが、車輪が付いているタイプもあるので移動は可能です。

2.プラスチック製の工具箱

サイズ展開が多く、デザイン製や機能性も長けているため、使用目的にあったものや好みのものが見つかりやすい素材です。取り扱い方によって割れてしまうこともありますが、比較的丈夫でスチール製より軽いため、一般家庭用にはおすすめです。

小物が収納できるケースもサイズ展開が豊富で丈夫!

3.布製の工具箱

スチール製とプラスチック製と比較すると、軽くて持ち運びに便利。職人さんの出張や電車移動の方がよく使われているそう。

工具を縦に収納できるものが多いので、見つけやすく取り出しやすい。工具以外にも材料や掃除道具、キャンプ道具など様々な用途でも使えます。

こだわり派におすすめ!海外・日本メーカーの工具箱

ここからは工具箱を製造、販売している海外・国内のメーカーを6つご紹介。

【1】ミルウォーキー(Milwaukee)

世界的に知られるアメリカの電動工具や関連製品のメーカー。工具箱もプラスチック製から布製品、大型から小型まで様々な種類を展開。特長はなんといっても圧巻の赤を基調したデザイン!

工具箱を連結させて自分だけに構築することも可能。自分好みの組みあわせでオリジナル性を表現できます。

壁面収納にもなるので、自分の部屋や作業部屋、ガレージや車の中をこだわりの空間することもできます。

縦に収納できるプラスチック製のボックスや持ち運びやすい布製のタイプも展開。

【2】デウォルト(DeWALT)

圧倒的なパワー、優れた耐久性、パフォーマンス、革新性に優れた製品を提供しているアメリカの電動工具やパワーツールのメーカーです。力強さを感じさせる黒と黄色のデザインがカッコイイ。様々な種類の工具箱を展開していて、プラスチック製から布製、大きいサイズから小さいサイズまで取り揃えています。

ビスやビットなど小物が収納できて、サイズ展開も豊富。ケース内で自由に仕分けできるタイプもあります。

連結することにより落下防止になる機能も搭載しています。

【3】ディーン(DEEN)

全国の工具ファンからの様々な声をカタチにし、「ファクトリーギア」がプロデュースし生まれた工具メーカー。プロフェッショナルやDIYユーザーにも長年にわたり利用されています。工具や様々なツールも多数プロデュース。

スチール製のキャビネット型はこだわりのツールボックス。同時に複数の扉が開かないように工夫されていて安全性にも特化しています。他メーカーよりリーズナブルなため手の届きやすく、おすすめのツールボックスです。

引き出し内に仕分けできる収納ケースを入れることもできる

ファクトリーギアがプロデュースした「DEEN.Jコンテナボックス」は、段積み可能な折りたたみ式コンテナ。段積み時でも側面からの開口が出来、物の出し入れが可能です。2色のサイズ違いも展開していてデザインもカッコイイ!
上に板を載せるとテーブルにもなるのでガレージやキャンプなどで使用してもOK。

【4】バーコ(BAHCO)

スウェーデンの工具メーカーで、特に手工具や作業工具の製造で広く知られています。大型ツールキャビネット、さらにはジャッキなどの自動車整備機器類のメーカーとして人気を集め、プロフェッショナルから一般ユーザーまで幅広く使用されています。

プラスチック製や布製の工具箱ももちろん作っていますが、スチール製のキャビネット型は種類やカラーバリエーションが豊富でデザイン性にも優れているため、おしゃれな空間を演出できます。こちらの3台はファクトリーギア限定モデルで、⾞輪が四輪⾃在で移動がしやすい構造になっています。

本来の用途は工具用のキャビネットですが、安定感があり頑丈なので、キッチンカウンターやキッチンキャビネット、デスク横や衣類ケースなど、アイデア次第で様々用途で使うのもあり!

【5】ベト プロパック(VETO PRO PAC)

アメリカに本社を置き、プロフェッショナル向けに設計された高品質なツールバッグやツールキャリーのメーカーです。特に布製の工具箱は、非常に丈夫で耐久性のある素材を使用し、防水性を備えているものが多く、雨や湿気にも強いです。多機能な収納スペースは、複数のポケットや仕切りがあるため、ツールや機器を整理して収納できます。布製なのでスチール製に比べ軽量、且つ持ち運びの便利さはピカイチでしょう。

リュックにもキャリーにもなる、持ち運びや移動がしやすい工具箱。

こちらはベルトに通して、腰に引っ掛けるタイプ。ドライバーやコンベックスなど肌身離さず、すぐ使用できます。これだけで職人さんになった気分ですね!

【6】ウーザック(USAG)

最後はウーザック。1926年にイタリアの小さな工場からスタートした、プロ用工具の製造メーカーです。グループの合併などを繰り返し、近年ではフェラーリやベネトンなどフォーミュラーチームのオフィシャルサプライヤーを担ってきました。現在はドゥカティのテクニカルパートナーを務めています。

スチール製、プラスチック製、布製とサイズ展開も豊富で、比較的リーズナブルなので、取り入れやすいのでおすすめです。

こちらは蓋部分に小物を収納でき、上下段に工具を収納できる万能なケース。

我が家ではウーザックの工具箱は小学1年生の子どもがベイブレードX入れに使っています。工具箱の使い方は個人の自由です(笑)

まとめ

奥が深い工具箱の世界。DIYをする方は、ぜひ工具箱にこだわってみましょう。
GIGAファクトリーギア神戸店には、電動工具から工具箱、ツールなど、ホームセンターでは目に触れることのないメーカーの製品が多数あります。店内に入ると、圧倒されてワクワク感が止まらなくなるでしょう。選ぶのが難しい時は接客予約もできます。どういうシュチュエーションで使うのか?どこで使うのか?どのくらいの量なのか?など相談すると、工具マニアのスタッフが丁寧に答えてくれますよ。

協力

GIGAファクトリーギア神戸店

世界・国内の上質な工具を厳選して輸入販売するセレクトショップ『ファクトリーギア』。日本国内で展開するショップは14店舗。現在では工具ショップの運営だけではなく、新時代工具『DEEN』を国内外の工具メーカーと提携して開発し、業界に旋風を巻き起こしている。

筆者

著者

sumica編集部

自然体で心地いい時間が過ごせるおうちにしたい、そんな想いを込めて、「こんなのあったらいいな」「これは便利!」と思う暮らしのアイデアをお届けします。

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