ノコギリでまっすぐカットできる！初心者向けDIYグッズを使ってみた

DIYの作業中に木材のサイズを微妙に調整したい、端材や100円ショップで購入した木材で何かを作りたい時、ホームセンターに持ち込めない、カット用の電動工具を持っていないとなると、自宅でノコギリでカットするしかありません。いざ、カットしようとしても、慣れていないとノコギリの扱いが難しく、まっすぐカットできない…という失敗はよくあります。

なぜ、ノコギリでまっすぐカットするのは初心者には難しいのでしょうか？

切り始めからズレてしまう
ノコギリで切り始めた時点で位置がズレてしまっていることがよくあります。それは日本のノコギリは引くときに切れるようになっているため、最初に押したり引いたりを繰り返してカットしようとした際に歯が左右にブレて遊んでしまうためです。まっすくガットできない上に、切りたくない箇所を傷つけてしまうという失敗にもつながります。
ノコギリの正しい扱い方は以下の記事を参考に。

わずかなズレが大きなズレになってしまう
カットする時に力みすぎたり、引く力と押す力が一定でなかったりすると、ノコギリに入る力の方向が斜めになってしまうことがあります。まっすぐカットしているつもりでも、微妙なズレが最後には大幅なズレとなってしまい、切り終えた木材を合わせて接合してみると隙間ができてしまったということがあります。

また、カットするリズムが一定ではないため、途中で止めた時にノコギリ位置が微妙にズレてしまったのにも関わらず、そのままカットをすることで断面が凸凹になってしまうこともよくあります。この凸凹が隙間を生み、サイズが変わってしまったという失敗もよくあることです。

このようにノコギリは扱いに慣れていないと、なかなか思ったサイズにカットできず、面倒な工程になってしまいます。DIYの初心者でノコギリの扱いに慣れていない方は、補助してくれる便利グッズを使うのがおすすめです。

ノコギリの難しさや失敗例を解決してくれるのが、このクローバー社の「のこぎりガイド」。木材を90度・45度にまっすぐ切るためのDIY補助具です。

では、実際に使ってみます！

端材をこのこぎりガイドでカットしてみると、まず初めの切り出しがズレることなくノコギリが入りました。女性でもあまり力を加えなくてもノコギリを動かすだけカットすることができます。

カット後の写真。隙間がなく90度にまっすぐ切れています。

木材の幅が小さいとのこぎりガイドと木材を手で押さえにくく、固定することが難しくなります。そんな時は、細い幅の木材でも固定できる細幅用クランプが付いているので固定して木材を切ることができます。