らしさのある家

2022.05.16

【田舎暮らし/移住】好きな環境は、自分で作れる。丹波篠山で叶えるDIYなライフスタイル

【田舎暮らし/移住】好きな環境は、自分で作れる。丹波篠山で叶えるDIYなライフスタイル

木々の合間を風が吹き抜け、庭の花壇に植わったハーブの葉を揺らしてゆく。「自然に囲まれた環境で、のびのびと生活したかった」と話す、木寺良三さん・園子さんご夫婦が、愛犬と共に兵庫県丹波篠山市に移住したのは約15年前。広々とした敷地に立つ木造一軒家と庭のある生活を始めてから、趣味に仕事に犬の世話にと、充実した生活を送っています。田舎暮らしの魅力とは? 今回は、木寺さんご夫婦の移住ストーリーをご紹介します。

天の川が見える環境に、一目惚れ

「最近はめっきり早起きになってね。4時半に起きて、22時半頃就寝。日課の犬の散歩も特に時間は決めておらず、日によって気分で変えています。昨日は散歩中、鹿に遭遇しましたよ」と笑うのは木寺良三さん。窓を開けると、耳に届く鳥のさえずり。静けさの中に、生き物の存在が静かに感じられます。移住を考え、関西圏内を調べる中で、不動産サイトで見つけた物件。「たまたま内覧に訪れたのが夜でした。その時に見上げた星空の美しさがとても印象的で...。街灯が全くないので、天の川がはっきり見えたんです。一目惚れ、即決でしたね」

▲ 木寺良三さん

木寺さんの本職は、風景・動物専門のカメラマン。愛犬がのびのびと暮らせる環境がほしいという思いから、約15年前に生まれ育った大阪府堺市から兵庫県丹波篠山市へ移住されました。映画『北の国から』のような自然が身近にある生活への憧れももともとあったそう。
カメラマンという仕事柄、撮影現場に赴く仕事が基本。出張は月1、2回程度、名古屋、四国、中国地方辺りが多く、時には1〜3泊の場合もあります。仕事の移動手段は、主に自家用車。大阪に住んでいた頃に比べて、移動距離は長くなりましたが、それ以外の生活は大きく変わっていないと木寺さんは話します。

▲ 木寺さんご夫婦のご自宅
▲ 玄関。扉に飾られたリースは、園子さんの作品

“田舎暮らし”と聞くと、のんびりした時間が流れる生活をイメージしがちですが、木寺さん曰く、一日は意外と短いのだとか。
「大阪にいた時よりも忙しい気がしますね(笑)。家のメンテナンスや掃除、庭の草刈りや植物の世話など、全て自分たちで行っているので、ある程度段取り良くやらないと終わらないんです。することが多い。庭の手入れは日中に、カメラのデスクワークは夜に、といった具合に、一日の流れに沿って行動を分けるようになりました」

移住してからの一番の変化は、ストレスの減少だと木寺さん。「家の外に出ると小動物がいたり、四季折々で異なる植物が見つけられたりと、日々目の前でさまざまなことが起こります。仕事で多少疲れても、気持ちがリセットされる感覚があり、心の健康に繋がっていると感じています」


ネット環境があれば、田舎でも不自由なく暮らせる

敷地面積250坪、新築木造一軒家約20坪。電気とネット環境は整っていましたが、水道が引かれておらず、まず井戸を掘ることからスタート。水の質が良くなかったため濾過装置をつけるという別途工事が必要でした。プロパンガスは使用せず、オール電化。給湯器は深夜電力を活用しています。

「1番近いスーパーまで約30分。食材は週に1度届くネットの配達サービスを主に利用し、日用品などもネット注文を活用しています。暮らす上に問題はないですね。またカメラマンという職業柄、ネット環境は必須条件。大きなデータを扱ったり、オンラインミーティングが求められたりするので、ネット環境がなければここには住めなかったでしょう。昔の人がネット環境のない中、田舎でどう暮らしていたのか想像できないくらい。逆に言えば、気に入った家と環境が見つかって、電気・水道・ネット環境が揃っていれば、田舎暮らしは不自由なくできると思います」

▲ 庭へ続く大きな窓。愛犬のが顔を覗かせる。
▲ 敷石もDIYで。庭には、ハーブや野菜、さまざまな樹木が植えられている。

木が好き。終わりのない家づくりは、生活の一部

移住してからというもの、木寺さんが夢中になっているのが家づくり。離れや木工作業場、リース作家である園子さん専用のドライフラワー乾燥小屋などは、木寺さんがDIYで手がけたもの。数年前に趣味から始めた写真フレーム作りや家具作りも、今では受注を受けることも増えているそうです。「使用するのは、黒いウォールナットかアメリカンブラックチェリー。木目が美しく、光が当たると色が濃くなって、経年劣化で飴色に変わっていく過程が好きなんです」

▲ 吹き抜けのリビングダイニング。購入当初、無塗装だった床や扉は、マホガニーオイルを塗り直した。
▲ 備え付けの暖炉。薪は近隣の人から譲り受けているそう。

リビングから続く廊下とその先の寝室は、物件購入当初はなかった部分。知人の工務店に基礎工事と屋根と壁は依頼し、内装は木寺さんがDIYにより仕上げていきました。角材を使った木枠で窓を組み立て、古道具店で集めたドアノブを取り付ける作業。窓枠のパーツを同じサイズに切っていくことは、骨の折れる作業だったそう。

▲ リビングから寝室へと続く廊下
▲ こだわりの古道具パーツが各所にちりばめられている。

キッチンスペースには、移住前から使用していたシンクを移築。食器棚も大きめのものを新たに作って設置しています。シンクを設置する際に、水漏れが止められず、水浸しになってしまったトラブルも。現在は構造用の合版を利用することで、水漏れを防ぐ工夫も施されています。

▲ シンクまわりもDIYで必要なものを整えていった。
▲ フックや棚を取り付ける細々とした作業も、日常的にDIYで。

「他にも、棚や簡易テーブルなど、“こんなものがほしいな”と思い立った時に、すぐ作ったり修繕したりできる環境はいいですね。毎日どこか、DIYしているかも知れません(笑)。廊下部分もまだ未完成で、今日は天気がいいから作ろうか、という感じで気分が乗った時に少しずつ触っています」

▲ 木工作業ルーム
▲ 写真フレームや木工家具などは、木工作業ルームで制作する。
▲ DIYで建てた植物乾燥室
▲ 園子さんのリース作品作業場としても使われる。

自分の求める環境を作っていくことで、幸福度が上がった

最近、バーベキューインストラクター検定を取得したという木寺さん。自然豊かなこの環境を生かして、人が集まる場作りをしたいと動いています。園子さんのリース作家活動もSNSを通してファンも増えており、今後リース教室なども実施予定だそう。フットワーク軽く、やってみたいことを形にしていく、それが2人の暮らしの楽しみ方。

▲ 知り合いを招待して、バーベキューをする機会も多いのだとか。
▲ 「お肉は焼く際の温度管理が重要」と木寺さん。

「環境や地域性を生かした仕事やコミュニケーションの場を、今後作っていきたいと考えています。近所の空き畑を借りて、野菜やハーブを育てて、収穫ワークショップをしたり、四季折々の花と撮影できる畑をつくったり。隣の空き家を譲り受けられたら、一組限定で泊まれるグランピング施設などもやってみたいです。

▲ 家の外の風景。山が近い。
▲ 7歳のひまわりは元気いっぱい。

暮らしに求める環境は人それぞれ。私たちの場合は、求める環境が丹波篠山が適していたというだけ。田舎暮らしだからいいというよりも、求める環境にいられるということが重要です。田舎でも都会でもOK。どこに住もうと環境を選ぶことよりも、自分の好きな環境を自分の手でつくっていこうという気持ちそのものが、豊かな暮らしをつくる上でのキーワードになる気がします」

後記

移住した後も、その時に必要なものを自ら作っていく木寺さんご夫婦。好きな環境は自分で作れるということに気づかせていただきました。ただ住む場所を決める前に、地域や物件についてのリサーチは、十二分にすることも大切。そうすることで、想定外のサプライズを減らせると思います。電気・水道・ネット環境が揃う環境であれば、基本的にどこでも住めると木寺さんからの力強いお言葉も。都会を離れた暮らしのハードルは、そう高くなさそうですね。

取材協力

木寺良三さん

風景や動物、建物などの撮影を行う写真事務所「Photo Works Terra」主宰。日本写真家協会会員、愛玩動物飼養管理士2級取得。

木寺園子さん

リース作家。ナチュラルリースやソネングラスアレンジを行っている。各地でワークショップや出店も行う。

愛犬:シュウ14歳、ひまわり7歳

兵庫県丹波篠山市在住

移住先でも、安定したネット環境で快適な暮らしを

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