失敗しないマイホーム

2024.01.11

新築住宅の「ファミリークローゼット」は必要?いる派・いらない派の意見

年間約100軒取材する住宅ライターが家を建てた人にインタビューして聞いた、ファミリークローゼットについての意見をまとめました。

SNSを中心に人気爆上がりのファミリークローゼット。間取りを決める際に「ファミリークローゼットは絶対に造りたい!!」とマスト条件にする方もたくさんいると工務店や設計士さんからよく聞きます。確かに、家事ラクや家事を時短できる象徴的な間取りというイメージがありますが、せっかく憧れのファミリークローゼットを手に入れても残念ながら後悔をしている方も…。そこで、ファミリークローゼット「いる!」という意見と「いらない!」という意見をまとめてみました。

そもそも、ファミリークローゼットってなに?

ファミリークローゼットとは、家族の服やカバンなどがまとめて一か所に収納できる大型のクローゼットのこと。名前通り、家族全員の共通のクローゼットです。特に子育て世代に人気の間取りで、最近ではSNSなどで美しく機能的に整理整頓されたファミリークローゼット写真が多く投稿されていることもあり、新築時に取り入れたいという方も増えてきています。

その人気の理由は?実際につくった人の意見を見ていきましょう。

ファミリークローゼット
いる派・いらない派の意見

こんなメリットがあるから絶対必要!
「つくってよかった」の意見

なんといっても家事ラク!!洗濯の動線が短縮できる

洗濯した衣類を畳み、それぞれの部屋に持っていって収納するというのが従来の家事ですが、ファミリークローゼットがあれば一か所にまとめて収納できるので家事の手間を省くことができます。ランドリールームやバルコニーなど洗濯物を干す場所の近くにファミリークローゼットがあれば、なお便利!

「洗濯物を取り込んで、畳んで収納するという家事が一番嫌いだったのですが、ハンガーのまま隣のファミリークローゼットにかければいいのでとってもラクになりました!家事が一つ減った印象です!!」という大満足の声をよく聞きます。また、浴室の近くにあれば下着類やパジャマをなどの着替えを部屋から持ってくるという動線が省けます。

▲ 洗面室に併設したファミリークローゼット

家族のモノをまとめて収納できて、スッキリ片付く!

ファミリークローゼットがあると、リビングが衣類やカバンで散らかりにくくなります。「家族みんなが帰宅したらまずファミリークローゼットで荷物を置き、部屋着に着替えてからリビングでくつろぐという習慣になったので、リビングに衣類やカバンが持ち込まれず、スッキリ片付いています」という声も。

こんなデメリットも!
「つくって後悔…」の意見

LDKや各部屋が狭くなる

ファミリークローゼットは家族分の衣類を収納するスペースが必要なので、相当の広さが必要です。「ファミリークローゼットを造ればLDKが狭くなるといわれ、やめました」という話はよく聞きます。また、ファミリークローゼットを造っても結局、各部屋にもクローゼットが欲しいということになり、結果として子ども部屋や寝室が狭くなってしまいます。

身支度の時間が重なるととっても不便…

出勤・通学時などが重なると、身支度の時間も重なるのでファミリークローゼットの順番待ちになることも。「娘が使っている時に夫は使いづらいので、いつも取り合いになっています」という不便の声も。それなら各部屋でゆっくり着替えたいものですね。

子どもが思春期以降、使わなくなった…

子どもが小さいうちはファミリークローゼット内で身支度をすることに何の抵抗もありませんが、思春期以降、嫌がる子どももたくさんいます。自分の部屋で身支度したいとなれば、自分の部屋に服を置きたくなるので子ども部屋にクローゼットがない場合は収納に困ります。「ファミリークローゼットのみでいいと思って子ども部屋にクローゼットを造らなかったのですが、結局、服をかけるポールハンガーなどを置いています」など、ファミリークローゼットとしての予定していた役割を全うできていないという話も耳にします。

新築住宅にファミリークローゼットは必要?まとめ

インタビューをしていると、ファミリークローゼットをつくるか、LDKを広くするかの2択で迷って、結局LDKを取る方が多いように実感します。その分、洗面室を広めにして、家族分の下着やパジャマ類だけ収納できるぐらいの収納スペースを設けている方も多いですね。SNSなどで素敵なファミリークローゼットの写真を見ると、こんな家にしたいと憧れる気持ちもわかります。まだ子どもが小さいファミリーならそのメリットを十分に感じると思いますが、子どもが成長した時の暮らし方もシミュレーションしてみるといいかもしれません。


新築戸建てをご検討の方へ。入居後「しまった…!」にならないために

はじめての家づくりはわからないことだらけ。その中でもわからないままつい後回しにして入居後「しまった…!」になりがちなのが、すぐにネットが使えない、テレビが見られないなどの通信環境の計画漏れです。このような事態を避けるためには「建築前からの計画」が大切です。

お住まいが関西なら、ネット回線はeo光がおすすめです。eo光なら、eo新築専門アドバイザーが快適でストレスのないネット環境づくりをしっかりサポート!

筆者

著者

住宅ライター/プロインタビュアー 大内 夏実

株式会社リクルートで情報誌のイロハを学び、独立。不動産・住宅系ライターとして経験を積む。大手ハウスメーカーから小さな街の工務店までさまざまな建築会社の注文住宅施工例やモデルハウスなどを取材し、また実際に購入した方、家を建てた方のインタビューも多数実施。年間100軒ほどの取材に基づいた知識と経験から多くの建築会社の広告戦略なども手掛けている。

この記事をシェアする

暮らしやすい間取り

New article

新着記事一覧

Ranking

Category

eo公式 SNS

メールマガジン登録
PAGETOP