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公開日2026.01.07

何年でリフォームするべき?先延ばしのリスクと賢い進め方

三ツ口コンロのひとつが点火したり、しなかったり。お湯が急に出なくなったり、出るときもある。そんな不具合が続き、「そろそろリフォームしようかな、でもまだ使えるから…」と悩んでいる方、結構多いですよね。そんな状態でだましだまし使っていると、完全に壊れて使えなくなってしまうことも。そうなると生活自体がままならなくなるだけでなく、リフォーム工事費が高額になってしまうケースもあります。

では、リフォームの最適なタイミングとはいつなのでしょうか? 今回はリフォームのタイミングについて深堀りしてみます。

住宅ライター / プロインタビュアー

大内 夏実

何年くらいでリフォームするべき?交換時期の目安

キッチン、浴室などの水回り設備にはメーカーが推奨する交換時期の目安があります。
各設備の耐用年数となり、使用頻度や環境によって劣化具合は異なるのであくまで目安ですが、その交換時期を紹介します。

水回り設備

メーカー推奨の時期

システムキッチン
換気扇、コンロ、食洗器など含む

15年から20年で本体交換

システムバス(浴室)

15年前後で本体交換

トイレ
暖房・洗浄機能便座、タンクなど含む

15年から20年で本体交換

給湯器

10年前後で本体交換

屋外

メーカー推奨の時期

外壁
(一般的なサイディング)

10年前後で再塗装

屋根
(スレート葺き)

20年前後で再塗装

※上記は一般的に言われているメーカー推奨の目安です。
この期間に部品交換など適切なメンテナンスをすることも勧められています。

実際に暮らしていると10年や15年ではまだまだ目に見える劣化は感じられない場合が多く、「そんなに早く変えなくてはいけないの!?」と感じるかもしれません。

【壊れてからのリフォームは、危険!】その理由

お金のことや手間を考えて、「できるだけリフォームを先延ばしにしたい」、もしくは「完全に壊れてからリフォームすればいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、完全に壊れる不具合が生じてからリフォームするのは危険です!

その理由を3つ挙げます。

理由1.じっくり選べない…

どんな設備にせよ、メーカーによって機能が異なりますし、グレードによっても機能が変わります。それぞれのご家庭で最適なものはどれなのか、予算とのバランスも考えてじっくり選びたいですよね。ですが、給湯器やお風呂、トイレなど壊れたらすぐに何とかしなければいけない設備だと、じっくり検討している時間はありません。特にキッチンは存在感が大きいので色やデザインなどにもこだわりたいもの。しかし、気に入った色やデザインが入荷までに時間がかかるとなると、妥協することになることも。

予算・機能・デザインなど、どれも妥協せずこだわって選びたいなら、壊れる前にリフォームした方が満足できます。

理由2.突然の出費…

リフォームを先延ばしにする大きな理由は「予算」です。ですが、壊れる時は突然やってきます。給湯器が壊れてお湯が出なくなった、トイレが使えなくなったなどはリフォームせざるを得ない状況なので、お金がないからリフォームしないとはならないでしょう。

その突然の出費を避けるためにも、〇年後にリフォームすると計画的に考えて準備しておいた方が心にも予算にも余裕が生まれます。また、快適な老後の暮らしを見据えたリフォームにもつながるでしょう。

リフォームするなら50代・60代で|老後に後悔しない4つのポイント

理由3.家の寿命を縮めてしまう場合もある

なんとなく調子が悪いなと思いながら放っておくと、大変なことになっている可能性もあります。例えばキッチンや浴室などの水漏れなどは放置しておくと、設備の入れ替えだけでは収まらず周辺の大掛かりな工事につながり、結果として高額なリフォーム代金になってしまうことも。

そして外壁。クラック(ひび割れ)があるけれど、雨漏りしている様子はないし…と放置しておくと、雨水が壁内部まで侵入し、いつの間にか柱や構造部分まで湿気がたまりカビが発生していることも。カビは木材が腐食する原因になるので、家の骨格である構造を腐らせているかもしれません。つまり、家の耐久性や耐震性に響き寿命を縮めてしまう恐れがあります。こういった危険を回避するためにも、定期的なメンテナンスとリフォームは必要になります。

【こんな状況なら要注意!】セルフチェックをしてみよう

リフォームのタイミングを見極めるためにも、まずは今の状況がどうなっているかセルフチェックをしてみましょう。

水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面台など)

  • ☑ 水漏れがないか
  • ☑ 排水口から異臭がしていないか
  • ☑ 換気扇から異音がしていないか

水栓まわりなどから水漏れがある場合は要注意です。すぐにリフォーム会社に連絡してチェックしてもらいましょう。また、排水口から異臭がする場合もカビや詰まりなどがあるかもしれません。換気扇からの異音も気を付けた方がいいでしょう。

外壁・屋根

  • ☑ 雨漏りはしていないか
  • ☑ 外壁にひび割れがないか
  • ☑ 外壁を触ると手が白くならないか

雨漏りがある場合は直ちに修繕することをおすすめします。クラック(ひび割れ)も放置してはいけません。

外壁を触ってみて手が白くなるのは「チョーキング現象」と言われ、劣化している証拠です。そろそろ塗り直さなければいけない時期でしょう。

セルフチェックをしてみて、気になることがあったら長く快適に住み続けるためにもリフォームを検討してみてください。親身になってくれるリフォーム会社を見つけて、すぐにリフォームした方がいいのか、それともまだ大丈夫なのか相談してみるとよいでしょう。

家の寿命は30年と言われていたのは昔のこと。適切なメンテナンスやリフォームをしていれば、家の寿命もどんどん延ばすことができます

水回りの計画的なリフォームで「したい暮らし」を手に入れよう

水回りはまとめると、コスト削減に!
キッチン・洗面所・トイレなどの水回りは、まとめてリフォームすることで家を片づける手間や工事にかかる日数、コストを削減することができます。また、スペースを広くするなど「できること」が増えてよりフレキシブルな工事ができるようになります。水回りはまとめてリフォームすることも賢い選択です。計画的に進めることで不具合を解消するだけじゃなく、“理想のリフォーム”を叶えることができます。

キッチン・脱衣洗面所・トイレのリフォームで、「したい暮らし」を叶えた成功事例を紹介します。

1.キッチン

忙しい日々を助けてくれる機能がたくさんある最新キッチン。アイランドキッチンにしたい、対面キッチンをもっと広くしたいなどリフォームで憧れを叶えて、しかも家事ラク・時短生活も手に入れられます。

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2.洗面脱衣所

洗面脱衣所はどうしても「モノ」が増えて、収納スペースが足りなくなりがち。そんな洗面脱衣所に収納スペースを造る、タイルを貼ってアクセントをつけるとおしゃれで使い勝手のよい場所に生まれ変わります!

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3.トイレ

できるだけ掃除をする回数を減らして、でも美しさはキープしたいトイレ。最新のトイレは10数年前のトイレと比べる汚れにくく、また汚れもサッと落ちるのが特徴。壁と床もあわせてリフォームすると理想のトイレ空間に仕上がります。

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まとめ:何年くらいでリフォームするべき?

これまで数々のリフォームした住宅の取材をしてきましたが、みなさん「早くリフォームすればよかった」と言います。使いづらい設備に不満や不便を感じながら、我慢して生活していた時間が無駄だったと感じるようです。
そして、設備は劇的に進歩しているので、新築当時よりさらに便利機能が増えて段違いに家事がラクになり、デザインの良さでおしゃれ感も手に入れることができます。

いつかはリフォームしないといけないのなら、早めの計画で理想的な暮らしを手に入れませんか?

ライター

住宅ライター / プロインタビュアー

大内 夏実

株式会社リクルートで情報誌のイロハを学び、独立。不動産・住宅系ライターとして経験を積む。大手ハウスメーカーから小さな街の工務店までさまざまな建築会社の注文住宅施工例やモデルハウスなどを取材。実際に家を購入した方、建てた方のインタビューも多数実施。

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