公開日2020.12.15
片付け楽チン!“仕切り”を使ったシンク・コンロ下の収納アイデア
新居に引っ越しして1年半、家族3人(40歳夫婦と2歳の子ども)のキッチンのお悩みを整理収納アドバイザー長谷由美子さんが解決!どこに何を入れるか迷ってしまう「シンク下」と「コンロ下」の整理収納のコツを伝授します。
整理収納アドバイザーによるヒアリング
整理収納の悩みや問題を洗い出し、解決案を考えます。
夫婦共働きで、夫は帰宅時間や休みの都合がわからない不規則な仕事。ご飯がいるかいらないかは夕方までわからないことも多く、妻は平日は働き、仕事終わりに子どもを保育園へ迎えに行って買い物をして夕食を作る、という忙しい毎日を送っているとのこと。
今回のお悩み
- ・夫・子どものためにすぐに作れる食材をストックしていたら、いつのまに数が増えてしまった。
- ・共働きなので時間がない時にすぐに作れるよう、効率良く収納したい。
- ・引っ越してきた時にとりあえず収納したままなので、使いやすく整理したい。
戸建て 家族3人暮らし(夫婦2人、2歳の子ども1 人)40代
その時のようす
シンク下
- 上段
- 引っ越してきた時に食材のストックをここに入れてそのまま…
- 下段
- あまり出番がなく、使わない調理器具を一番下に
コンロ下
- 上段
- プライパンやお鍋やザル、ボールなどをあわせて一緒に収納
- 下段
- ホットプレートやレンジ用プレートを重ねてコンロ下に収納
詳しく見る sumica YouTube動画
シンク下・コンロ下の収納実践
1. 使っている物・使っていない物を整理しましょう
まずは、収納している物を「使っている物」「使っていない物」で分けましょう。この1年間で使ったか?を目安にしてください。判断に迷うものは真ん中に置きます。分けることで「不要な物(捨ててもいい物)」と「取りやすい位置にある方がいい物」、「遠くに置いていてもいい物」という風に置く場所を決めることができます。
2.実践!シンク下の収納
シンク下の収納ポイント
- ●ザルやボール、最初に水を入れるお鍋など、水回りで使うものはシンク下が便利
- ●お鍋は出し入れしやすいよう、重ねるのではなく、立てて収納
- ●シンク下は湿気が多いので、食材はできるだけ置かないように
無印良品のファイルボックスを使い、鍋を立てて収納。メイクボックスで仕切りを作って収納していき、シンク下の収納が完了!
よく使うラップ類や晩酌のお酒、ワインもこちらに収納。
- シンク下(上段)
- キッチンでは真ん中に立つことが多いので、よく使うザルは一番近い場所に
- シンク下(下段)
- ホットプレートはダイニングテーブルで使用するので一番近いシンク下へ移動
3. 実践!コンロ下の収納
コンロ下の収納ポイント
- ●まず火にかけるフライパンや玉子焼き器はコンロ下に立てて収納
- ●油やだし、調理料は、調理の際に使用するのでコンロ下に
- ●底にマットを敷くとずれることが多く、日々のストレスにつながるので、マットは敷かず、収納用品ごと洗いましょう
無印良品のスチロール仕切りスタンドを使い、フライパンや蓋を立てて収納。油やだし、調味料もメイクボックスで仕切りを作り、収納完了!
(シンク下とあわせて合計約3時間)
- コンロ下(下段)
- シンク下にあった食材のストックはコンロ下段に収納
- コンロ横
- コショウやスパイスなど調理の際に使う調味料はこちらに移動
before・after
シンク下(上段)
コンロ下(上段)
今回使用した収納用品
最後に
今回は実践としてキッチンの「シンク下」「コンロ下」の整理収納を行い、実働約3時間で終えることができました。効率良く、便利で楽しく料理ができるようにするためには、整理収納の意味を理解することが大切です。考えて実践することで、これからもっと料理が楽しくなり、おうち時間や家族との団欒ももっと楽しいものになるはずです。