公開日2024.06.12
リビングが散らかる原因は?すぐ片付けられる、収納のコツ!
家族の憩いの場所、リビング。なかなか片付かないとお悩みの方は多いです。家族がいると、いつもキレイなリビングを保つのは難しいこと。ですが、収納場所と収納の仕方を変えるだけで片付けやすいリビングにすることができます。その収納法についてお伝えします。
リビングが散らかる原因
人が集まる場所には、モノも集まる
リビングが散らかっているから人を呼べない、
リビングに家族のモノが溢れてゴチャゴチャしている、など、リビングに関するお悩みをよく聞きます。
人が集まる場所にはモノも集まります。ですので、家族が集まるリビングにモノが溢れてしまうのは仕方がないこと。私は、リビングは、一生散らかると思っています。笑
特にダイニングテーブルやキッチンカウンターなど、人の動線上にある丁度いい高さの場所にはモノが置かれやすくなります。
できたらDMやチラシなどは目を通したら捨てる、明日も使うものならまとめておく、だけでも少しは片付くはずです。
「収納する場所が遠い」ことも多い
リビングに集まったモノは使い終わったら片付けたい(元に戻すこと)ところですが、上手く片付けられない原因に、「収納する場所が遠い」ことがよくあります。
家に元々ある廊下収納や隣の部屋の押し入れなど既存の収納スペースを活かそうとするばかりに遠く感じてしまい、片付けが後回しになるパターンです。
散らかりやすいリビングでも、収納場所と収納の仕方を変えることで、片付けやすいリビングにすることができます。その収納のコツを、我が家の事例を参考にお伝えしていきます。
片付けやすいリビングにするコツ
リビングでよく使うものは、座ったまま収納できる場所をつくると、片付けるハードルが下がります。収納場所に合わせて人が動くのではなく、人にとって使いやすい場所に収納をつくりましょう。
私は在宅ワークで毎日のように使うモノは、使う時はサッと取り出せ、使い終わったら座ったままでも片付けられるように近くに収納場所を設けています。
よく使う場所から遠くても、一緒に使うモノを収納カゴやケースでセットにしておくとラクになります。在宅ワークや子供の宿題など、使う時も片付ける時も、収納カゴやケースごと移動させることで何度も出し入れせずに済み、スムーズになります。
- ・お仕事セット
- ・宿題セット(音読セット)
- ・裁縫セット
- ・掃除セット
リビングの収納家具がテレビ台のみ、という方も多くいらっしゃいます。
皆さんは、テレビ台やテレビボードの引き出しには何をしまっていますか?何年も見ていないDVDや使わなくなったビデオ、テレビ周りの取扱説明書でテレビ台が占領されていませんか?
せっかくの収納スペースなので、今は使っていないモノは別の場所へ移し、テレビ台の近くで使うモノの収納場所に変えてみましょう。
例えば、お子さんのオムツ替えをテレビの前でするならオムツやお尻拭きを引き出しに入れてみる。そうすると部屋に転がっているオムツケースが片付きます。テレビ台の近くで使うモノなら、お子さんのオモチャや湿布や傷用の消毒液でもいいと思います。
- ・子供のオムツやお尻拭き
- ・子供のおもちゃやゲーム
- ・湿布や傷用の消毒液
- ・耳かきや綿棒
私もテレビを見ながらドライヤーをしていた頃は、テレビ台のカゴにドライヤーとブラシを入れてしまっていました。
みんなが使うリビングなので、家族でルールを決めてみましょう。寝る時にはそれぞれの部屋に持っていく、床にはモノを置かない、など、みんなで話してみるのもいいと思います。
意外と有効なのが、人ごとに収納を分けること。収納家具の棚や引き出しごとに家族それぞれのスペースを決めて、それぞれが管理をする方法です。共有の場所は誰かが片付けてくれるという甘えが出たりもしますが、自分の場所になるとキチンとしたくなることも多いですよ。
私は主人の「何でもカゴ」をシェルフの中の一番出し入れしやすい場所に作っています。郵便物やレシートなど何でもそこに入れています。スペースを超えるまでは見守り、越えてきそうになったら声をかけるようにしています。
今の暮らしに合った整理も必要
リビングは一生散らかると言っても、家族みんなの憩いの場所です。意外と「捨てるつもり」のモノがリビングに長い間置いたままになっているのを見かけます。大きいものでは子供が使っていたジャングルジム。物置や洗濯の物干しに活用するなど工夫をされていてもリビングの場所を占領していることは間違いないです。今の暮らしに必要かに目を向けて、整理して手放すことも大切です。
人が集まる場所には、モノも集まる。家族と一緒に過ごしている間、リビングは少しくらい散らかっているのがちょうどいいと思います。使いやすく、片付けやすいリビングにすることを心がけてみてくださいね。