おしゃれな家づくり

公開日2025.06.24

後悔しない、フローリングの色と床材の選び方<まとめ>

フローリング選びで
押さえておくべきポイントは?

おうちを建てる際やリフォームの内装で、まず決めるべきはフローリングの種類。空間の大部分を占めるフローリングだからこそ、選び方ひとつで雰囲気はガラリと変わります。そこで今回は、理想の住まいづくりのために押さえておきたい、フローリングの選ぶポイントをまとめました。

後悔しない、フローリング選び❶ 面積の広い床は、空間イメージを担う「ベースカラー」

空間全体のうち、約7割を占める部分はベースカラー(基調色)と呼ばれています。インテリアを考える際、このベースカラーを中心に家具や小物などのカラーも選んでいきます。壁・天井と共にベースカラーを担う床は、いわば空間の「顔」をつくる重要な要素。お部屋のイメージ作りにも大きく影響します。

フローリングで代表的な3色『ホワイト・ナチュラル・ダークブラウン』

フローリングを選ぶ際の色は、白に近い「ホワイト系」、濃いめの「ダークブラウン系」、その中間色にあたる「ナチュラル系」と、大きく3つに分けられます。

広く見える、ホコリが目立つ…
「色」による視覚の違いを知っておこう

同じ面積のはずなのに、広く感じたり狭く見えたりする…。その違いはフローリングの「色」にあるかもしれません。膨張色である白なら、収縮色であるダーク系の色よりも全体を広く見せることができます。さらに落ちているゴミの目立ち具合も、色が関係しています。

色の視覚の違い、インテリアテイストごとにおすすめの色は、以下の記事をチェック!

悩みがちな床の色。後悔しないフローリング選びとドアとの合わせ方

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後悔しない、フローリング選び❷ 近年人気な『グレー』のフローリング、その理由は?

代表的な3色以外からフローリングを選んでみたい…。そんな方には、近年注目を集めている「グレー」もおすすめです。

洗練された印象を与え、家具の色を選ばない「グレー」

落ち着きのあるグレーは、お部屋全体に洗練された印象を与えます。主張しすぎない色のため、幅広いインテリアテイストになじむのもポイント。家具や壁紙など、自分らしいコーディネートを楽しめます。汚れや傷が目立ちにくいという嬉しいメリットも◎

グレーにもライト・ダーク系、暖色・寒色の種類がある

一口にグレーと言っても、実はさまざまな明度・色調のものがあります。ホワイトを含んだ「ライトグレー」、深みのある「ダークグレー」、黄みがかった「暖色系グレー」、青みが強い「寒色系グレー」など、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶことができます。

グレーのカラーバリエーションや相性の良い家具は、以下の記事をチェック!

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後悔しない、フローリング選び❸ フローリングの色によって、合わせる壁紙の色も変わる?

空間のベースカラーを担う床と壁は、まさに切っても切れない関係。選んだフローリングの色によって、相性の良い壁の色もそれぞれ異なります。

床の色は、壁と天井とのバランスも大切

ベースカラーを担う床・壁・天井は、色のバランスで空間の印象を変えることができます。例えば「床→壁→天井」の順に色を明るくすると、天井が高く、また広く感じられます。逆に天井を一段落暗くすることで、空間に落ち着きがプラスされます。

「青み系」「黄み系」「白系」「黒系」、カラー別・フローリングに合いやすい壁紙は?

青みがかったフローリングならモダンでシックなグレー系を、黄み・赤みよりのフローリングなら温かみのあるベージュ系、白・黒系のフローリングならプレーンな白系など、壁紙はフローリングの色によって相性の良い色が異なります。

床色ごとに合わせやすい壁紙の色は、以下の記事をチェック!

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後悔しない、フローリング選び❹ 長く過ごす部屋のフローリングは色だけでなく、素材選びも大切

長く過ごす部屋のフローリングにはこだわりたい!という方は、色だけではなく、素材の種類にまで気を配ってみましょう。

フローリングの床材には、「無垢」と「複合」がある

無垢フローリングは、その名の通り本物の無垢材を100%使った床材。木そのものの香りや質感を楽しめるほか、吸放湿性にも優れ、まさに「生きている素材」といえます。できるだけ自然素材がいいという志向の方は無垢フローリングがおすすめです。

足に伝わる質感?それとも掃除のしやすさ?床材選びのポイント

複合フローリングは単板を重ねて接合した合板を加工した床材で、お手入れのしやすさが最大の魅力です。無垢材は足に触れる質感の良さや耐久性の高さがある一方で、床暖房が使えない、定期的にメンテナンスが必要といった課題もあります。長く付き合う床材だからこそ、ご家庭で優先する機能性を考えながら選ぶのがベターです。

「無垢」か「複合」か、後悔しない選び方は以下の記事をチェック!

フローリングは無垢?それとも複合?床材の違いと後悔しない選び方

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後悔しない、フローリング選び❺ 水回りの床材は、機能とデザイン優先で選ぼう

トイレや洗面所などの水回りに適した床材があります。リビングなどの広い面積のフローリングにデザインを取り入れることはハードルが高くなりますが、トイレや洗面所など小さな空間では柄もののコーディネートも楽しめます。

トイレや洗面など水回りは、耐水性の高い床材を

汚れが気になるトイレや水が飛び散りやすい洗面所などには、「クッションフロア」と呼ばれる床材がおすすめ。その名の通り柔らかな素材(塩化ビニール系)で、耐水性が高く汚れにも強いのが特徴です。DIYリフォームでもよく使用されています。

ヘリンボーンやモルタル…多彩なデザインが楽しめるクッションフロア

トイレや洗面所の壁面がベーシックなクロスなら、クッションフロアのデザインは少し遊んでみるのも手。サンゲツのクッションフロアは、木目がV字に並んだ「ヘリンボーン」や六角形の並びがかわいい「ハニカム」など、多彩なデザインから選ぶことができますよ。

インテリアコーディネーターおすすめ!サンゲツのクッションフロアのデザインは、以下の記事をチェック!

トイレ床におすすめ!サンゲツのおしゃれなクッションフロア

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色や素材の選択肢が多く、ついつい悩みがちなフローリング。まずは、自分の好みに合わせたものを選ぶことから始めてみましょう。長く愛着が持て、居心地の良い空間にすることができます。これから引越しやマイホーム購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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