公開日2025.04.18
【ダイソー・セリア】100均で買える木材の種類とサイズ一覧

DIYを始めようと思っているけど、最初は大掛かりではなく、できるだけコストを抑えて挑戦したい…、そんな方には手軽に始められる100円ショップのDIY材料がおすすめです。
100円ショップのダイソーとセリアで買える木材のサイズや素材、形などを詳しく調査してきました。
100均にはどんな木材が売っている?木材の特徴と種類
木材の特徴【ダイソー・セリア】
100円ショップの木材はホームセンターの木材と比べるとサイズが小さく、比較的軽量で加工しやすいのが特長です。種類が豊富で、木材表面には塗装や加工が施されており、工作にすぐに使える木材もあります。小さなものや工作、装飾には十分に使用可能で、取り掛かりやすい木材と言えるでしょう。
ただし柔らかい木材が多く、「強度」「耐久性」は低くなるため、強度を必要とする物の制作には向いていません。
ホームセンターの木材の種類については、以下の記事で詳しく解説しています。
【プロが解説】DIY木材はどう選ぶ?それぞれの種類や違いを紹介
木材の素材【ダイソー・セリア】

▲ 左からMDF、桐、ヒノキ、スギ、パイン材
ダイソー・セリアにある木材の素材には、桐材・ヒノキ材・松材・MDF(中密度繊維板)など、主に以下の種類があります。
木材の種類 | 特長 |
---|---|
桐材 |
軽くて柔らかいため加工がしやすい |
ヒノキ材 |
硬すぎず、柔らかすぎずバランスがよく、加工がしやすい上、耐久性も高い |
パイン材 ※ダイソー |
軽くて柔らかいため加工がしやすい |
杉材 ※セリア |
軽い割に強度があり、耐久性に優れている |
松材 ※ダイソー |
比較的軽くて柔らかいため加工がしやすいが、湿気や水分に弱い |
MDF(中密度繊維板) |
木材繊維を強力に加圧しているので硬度が高い |
突板MDF |
MDFの表面にシート状の木材を貼り付けているため見た目が良い |
木材の形状【ダイソー・セリア】
木材の形状には、板状・角棒・丸棒・ブロックなどがあり、手軽に扱えるサイズにカットされた状態で販売されています。
板状
100円ショップにある木材の中で一番種類が多い形状。使われている素材は、100円均一メーカーではほぼ同じ。

角棒
角状の木材は、長さや太さが違う種類が複数あり、コストパフォーマンスが高いアイテム。柔らかい材質のものが多いが、100円ショップで十分揃えることができる。

丸棒
丸状の木材は、棚の支えとして使ったり、装飾品を作るために使ったり、模型や工作の部品としても活用でき、様々な用途に使える。

ブロック状
ブロック状の木材は、複数個セットになっていることが多いのでお得。いろんな工作に組み合わせて、オリジナルのアイテムを作ることができる。

木材のサイズ一覧【ダイソー・セリア】
ここから木材の形状別にダイソー・セリアにあるサイズと素材をご紹介します。
※ダイソー・セリアの全ての木材ではありません。店舗によっては在庫がない木材もあります。
【ダイソー】板状木材
素材 | サイズ |
---|---|
桐材 |
・幅500×高さ250×厚み10mm ・幅450×高さ200×厚み9mm ・幅450×高さ120×厚み6mm ・幅400×高さ150×厚み9mm ・幅400×高さ120×厚み9mm ・幅400×高さ120×厚み6mm ・幅400×高さ90×厚み12mm ・幅400×高さ90×厚み9mm ・幅400×高さ60×厚み12mm |
桐材(合板) |
・幅450×高さ230×厚み2.5mm ・幅400×高さ400×厚み2.5mm |
ヒノキ材 |
・幅450×高さ70×厚み10mm ・幅300×高さ100×厚み10mm ・幅220×高さ89×厚み19mm ・幅110×高さ89×厚み38mm |
パイン材 |
・幅400×高さ120×厚み6mm ・幅400×高さ90×厚み9mm ・幅400×高さ60×厚み12mm |
【ダイソー】MDF
素材 | サイズ |
---|---|
MDFボード(中密度繊維板) |
・幅400×高さ200×厚み6mm ・幅300×高さ400×厚み2.5mm ・幅300×高さ200×厚み6mm ・幅100×高さ300×厚み6mm 2枚セット ・幅100×高さ200×厚み6mm 3枚セット ・幅100×高さ100×厚み6mm 6枚セット |
突板MDF |
・幅600×高さ300×厚み9mm ・幅500×高さ250×厚み10mm ・幅450×高さ200×厚み9mm ・幅400×高さ300×厚み6mm ・幅100×高さ100×厚み6mm 4枚セット |
【ダイソー】角棒
素材 | サイズ |
---|---|
桐材・松材 |
・幅910×高さ9×厚み9mm(桐材) 2本セット ・幅450×高さ30×厚み30mm(桐材) ・幅450×高さ25×厚み25mm(桐材) ・幅450×高さ24×厚み5mm(桐材) ・幅450×高さ24×厚み3mm(桐材) 2本セット ・幅450×高さ21×厚み10mm(桐材) ・幅450×高さ21×厚み2mm(桐材)3本セット ・幅450×高さ20×厚み20mm(桐材) ・幅450×高さ15×厚み15mm(桐材) ・幅450×高さ210×厚み100mm(松材) |
【ダイソー】丸棒
素材 | サイズ |
---|---|
桐材・松材 |
・幅450×直径20mm(桐材) ・幅450×直径15mm(桐材) ・幅450×直径9mm(桐材) ・幅450×直径6mm(桐材) 2本セット ・幅450×直径20mm(松材) ・幅450×直径15mm(松材) |
【ダイソー】ブロック
素材 | サイズ |
---|---|
桐材 |
・幅60×高さ60×厚み60mm ・幅90×高さ30×厚み15mm 8個セット ・幅60×高さ30×厚み15mm 8個セット ・幅30×高さ30×厚み15mm 12個セット |
【セリア】板状木材
素材 | サイズ |
---|---|
桐材 |
・幅450×高さ150×厚み9mm ・幅450×高さ150×厚み5mm ・幅450×高さ120×厚み9mm ・幅450×高さ90×厚み9mm ・幅450×高さ90×厚み5mm ・幅450×高さ60×厚み9mm ・幅450×高さ60×厚み5mm ・幅450×高さ30×厚み3mm 2枚セット ・幅450×高さ90×厚み9mm(焼き目付き) |
![]() ヒノキ材 |
・幅450×高さ350×厚み10mm ・幅450×高さ15×厚み15mm ・幅350×高さ60×厚み9mm ・幅300×高さ85×厚み10mm ・幅300×高さ30×厚み20mm ・幅240×高さ110×厚み12mm ・幅200×高さ45×厚み25mm |
杉材(焼き目付き) |
・幅300×高さ90×厚み11mm ・幅300×高さ30×厚み11mm 2本セット ・幅200×高さ150×厚み11mm ・幅200×高さ120×厚み11mm
|
【セリア】MDF
素材 | サイズ |
---|---|
MDFボード(中密度繊維板) |
・幅450×高さ300×厚み5mm ・幅300×高さ300×厚み8mm |
【セリア】角棒
素材 | サイズ |
---|---|
桐材 |
・幅450×高さ38×厚み7mm 2本セット ・幅450×高さ25×厚み15mm 2本セット ・幅450×高さ12×厚み12mm 3本セット |
【セリア】丸棒
素材 | サイズ |
---|---|
桐材 |
・幅450×直径20mm ・幅450×直径15mm 2本セット |
【セリア】ブロック
素材 | サイズ |
---|---|
杉・ヒノキ・ヒメツバキ材 |
・幅120×高さ120×厚み20mm(杉材) ・幅90×高さ90×厚み20mm(杉材) 2個セット ・幅60×高さ60×厚み60mm(杉材) ・幅43×高さ43×厚み43mm(ヒノキ材) 2個セット ・幅43×高さ30×厚み30mm(ヒメツバキ材) 8個セット
|
その他、セリアの木材

セリアには、球体や装飾に使える「モールディング材」、木材のなかで最も軽量といわれる「バルサ材」もあります。各サイズは以下になります。
<サイズ>
球体(ヒメツバキ材):直径30mm
モールディング材(アストラガル):幅450×高さ20×厚み9mm
バルサ材(板状):幅150×高さ100×厚み9mm
100円ショップの木材をカットするには?

100円ショップの木材は、軽くて柔らかいものが多いので、小さな手ノコギリがあればカットすることができます。厚みの薄い木材や板材なら、カッターナイフでもカットはできますが、手間と時間がかかるため、ノコギリのほうがカットにはおすすめです。細かい作業には、刃が薄い、または刃の目の細い「精密のこぎり」があれば、作業の精度が上がるでしょう。
ノコギリで木材をまっすぐカットする方法は以下の記事を参考に。
【DIY初心者向け】おうちで木材をカット・切り抜きをする方法
100円ショップの木材を使う際の注意点
メーカーによって木材のサイズや質感が異なる
100円ショップのメーカーによって置いている木材の長さや厚み、質感などが異なります。違うメーカーの木材をバラバラに揃えると、サイズを揃えるためにカットする回数が増えてしまったり、統一感がなくなりクォリティが下がってしまいますので、木材は同じメーカーで揃えることがおすすめです。
店舗によって在庫切れの木材がある
同じメーカーの100円ショップでも店舗によって在庫切れの商品があります。店舗の規模によって取り扱う木材の種類や数も異なります。また、仕入れ状況や需要によって置いている木材が変動することがありますので、今回ご紹介した木材が必ず店舗にあるとは限りません。事前に店舗で木材の在庫を確認しておきましょう。
組み立て時にビスを使うと木材が割れてしまうことも
100円均一の木材は柔らかく、厚みも薄いものが多いため、組み立て時に木材をビスで止めようとすると割れてしまう場合があります。工作や小さなものを制作する際は、ボンドで接着してから釘で打ち付けることがおすすめです。
最後に
今回、ダイソーとセリアのDIY材料について調査しましたが、思った以上に種類が豊富でした。特に木材は様々な形状やサイズがあり、上級者も幅広く利用していることに納得です。
100円ショップの最大の魅力は、コスト面が抑えられて手軽に始められること。
DIYで何かを作ってみたいという方には、失敗しても気軽に再挑戦できるという点で最適です。お金をあまりかけずに、素敵なアイテムを作れるのでぜひ、チャレンジしてみてください。
筆者

sumica編集部
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