公開日2021.03.24
【ラブリコDIY】1K賃貸でもOK!玄関がおしゃれになる壁面収納
都会の賃貸マンションに一人暮らしの男性。 間取りは1Kでとにかく収納スペースが少ない…。今回は、そんな狭い収納スペース問題を解決する、玄関にあるデッドスペースを活用したDIYアイデアをご紹介。
【ラブリコDIY】1K賃貸でもOK!玄関がおしゃれになる壁面収納
今回のお悩みは?
賃貸マンション、広さが1K。収納スペースがとても少ないうえに、年数が経つだけ物が増えて、部屋全体に溢れている印象。圧迫感も感じます。さらに、在宅勤務になり食材なども増え、増々収納に困っている。
- ・1Kの間取りでは収納スペースが少ない
- ・賃貸だけど、デッドスペースをうまく活用したい
賃貸マンション 一人暮らし 20代男性
プロの解決アイデア
建築、内装設計デザインを手がけるTO DO 藤田剛さんに相談すると、玄関に普段使用していないデッドスペースがあるので、ここに賃貸でも設置できる突っ張り棒を使った大きめの収納棚を作るのがおすすめとのこと。
その時の部屋の様子
玄関には物が少なく、わりとスペースがある状態
ほぼ使っていないゴミ箱が置かれている
必要なもの
木材
・柱(2×4材 / 8F)4本
・棚(ラワンランバーコア)2枚 910×1820mmをカット(余ったものを天井に利用)
・横壁面(ラワンベニヤ)2枚 910×1820mmをカット
・背面壁面(杉貫)4枚 15×90mmをカット
・可動棚用木材 2個
ラブリコ 2×4アジャスター 4個
L字棚受け金具 8個
必要な工具
インパクトドライバー
sumica YouTube動画
木材の準備、塗装~設置方法は動画でご紹介しています。
玄関に収納棚の設置が完了
組み立て、設置すること約4時間
収納棚が完成!
今回は、柱となる2×4材をラワンベニヤで挟み、玄関から入った時に冷蔵庫の見えなくなるが隠れるよう設計。木材にはダークブラウンのオイルを塗り、ラブリコアジャスターも同系色のブラウンを選択。
賃貸なので天井を保護するため、ラブリコアジャスターの間に白に塗装した板を挟んでいます。
ディスプレイ棚としても見せたいので、材質の違う杉板に白い塗装を施し追加。
収納の高さや数を変えることできるように工夫しています。
最大6段の収納棚ができます。
では、収納&ディスプレイしていきましょう
中段にはタオル掛けを壁面に付け、S字フックで鍵が掛けられように。
観葉植物を置き、ライトで照らしすことでよりディスプレイっぽく見せています。
上段にはよく飲むお酒を収納を兼ねてディスプレイ
下段の方はあまり目がいきませんが、目隠しできる収納かごを選びました。また食品のストックも下段に収納。
before・after
前よりも収納スペースが格段に増え、扉と玄関床にも合う色にしたことで圧迫感もなく、物が増えた印象を与えることのない収納棚を作ることができました。
かかった費用(概算)
・木材=10,680円
・木材カット代は= 1,150円
・ラブリコ 2×4アジャスター4個=5,120円
・L字棚受け金具=1,104円
・ビス=656円
合計 20,581円(税込)
※ 保護用ワトコオイルと白色のペンキは含まれておりません(持っているものを使用)。
何もなかった玄関がお気に入りの場所に
玄関がディスプレイが楽しめる空間へと変わりました。
最後に
収納スペースが少ない間取りが1Kの賃貸マンションに、デッドスペースを活用したディスプレイ棚としても見えるおしゃれな収納棚を設置することができました。収納スペースが少ないことがお悩みでしたら、デッドスペースを利用したDIYを考えるのもおすすめです。
協力アドバイザー
建築、内装設計デザイン
TO DO 藤田 剛
2008年より設計デザイン事務所主宰
住宅や店舗のデザイン・設計業務を主に、素材や質感、ストーリーを大切にしたデザイン業務を行う。空き家問題にも取り組み、淡路島に移住し築100年の古民家を自ら改装しながら地域交流拠点としての活用を目指す。