DIY

2023.03.23

築40年の古いおうちをDIYでおしゃれにリフォーム!<ビフォーアフター>

【引越し】何から捨てる?まずは、家具・家電・大きいモノの見直しから

長年住んでいるおうちをDIYでリフォームしたい方必見! 人気DIYクリエイター「Milyさん」のアドバイスのもと、DIY初心者の女性お笑いコンビ「アルミカン」が、築40年の古い戸建てのリビングのリフォームにチャレンジしました!

築40年のリビングをリフォームしたい!

今回のお悩み

両親が住んでいた一軒家。今は住んでいる人もおらず、親戚が集まる場所になっています。昭和感が漂うリビングをできるだけ費用をかけずリフォームしたい。

 

壁も古くなり、高さのある存在感が強いテレビ台。全体的に昭和のまま止まっているイメージ。

壁紙は汚れで変色し、額縁の跡もくっきり。
フローリングもところどころ剥げてます。

築40年の昭和感漂うリビングを、
おしゃれな北欧風にリフォームします!

 

アドバイザー

DIYクリエイター
Milyさん

DIY歴10年。全くの素人から独学で学び、ご自宅の壁や床などの内装から家具までDIYで自分好みにリフォーム。

テレビで放送&YouTubeでも配信中!

今回のDIYリフォーム企画は、 eo光テレビがお届けする関西の地域情報番組「eo光チャンネル」とYouTube eo公式チャンネルでも視聴できます。Milyさんがアドバイザーとして出演、女性お笑いコンビのアルミカン」がリフォームに挑戦します!詳しくはページ下部をご覧ください。

今回のDIYリフォーム計画



今回のリフォーム内容は4つ!

 

1.ドアを塗る

ダークブラウンのドアは重いイメージなので北欧グリーンにチェンジ!

右:ミルクペイント(ボタニカルガーデン)450ml ¥1,555-
左:密着クン(プライマー)¥942-
必要な道具:刷毛・ローラー・紙やすり

2.壁に漆喰を塗る

古くなった壁紙の上から直接塗装できる漆喰をチョイス。壁紙を剥がす必要がなく、凹凸のある壁紙でも漆喰なら気にせず塗装できます。ホワイトとグレー2色使用。

ラ・クレセンテ(漆喰)ホワイト / グレー 2個 ¥18,000-(1個 ¥9,500-)
必要な道具:コテ・コテ台
 

3.床にフロアタイルを貼る

台紙を剥がしてフローリングの上に貼るだけなので楽チン。古くなった床材を剥がす必要がなく、カッターで簡単にカットできます。明るいナチュラル色をチョイス。

フロアタイル 接着剤付き 床材 貼るだけ シール 72枚 約6畳分(ミルキーベージュ)¥14,460
必要な道具:カッター

4.テレビ台を作る

4面カンナ処理(やすりがけ)済みの杉材を使ってテレビ台を作ります。ホームセンターで購入、カット済みなので、ワックス塗装をして組みたてるだけ!

杉4面プレーナー材(21mm×300mm×2000mm)
2本 ¥5,560-(1本 ¥2,780-)
※カット代は含まれておりません
必要な道具:電動ドライバー・ビス

DIYリフォームの手順とポイント

1.ドアを塗る

まずは壁とドアの縁が汚れないようマスキングテープを貼り、ペンキが垂れても大丈夫なように床には養生シートを貼りましょう。

粗めの紙やすりでドア全体をやすりがけしてきいます。やすりがけをして表面をザラザラにすることで、この後に塗る塗料の密着度を高めます。やすりがけをした後に、食器用洗剤を含ませたタオルで拭き上げることで、木くずとドアに付着した油分もあわせて取ることができてさらに密着度を高めます。

やすりがけの後は、ドア全体にプライマーを塗っていきます。プライマーは塗料の密着度や耐久性を高める目的で、塗装の下塗りとして用いられます。全体が塗り終わると乾くまで待ちます。

 

塗装は、やすりがけやプライマー塗装などの下処理が肝心です。下処理を怠ると塗料の持ちが悪くなり、すぐに剥がれてしまうので補修作業の回数も増えます。下処理8:塗装2くらいの認識を持ちましょう。

プライマーが乾くと、いよいよペンキを塗っていきます。上から下にペンキが垂れてムラができるので、上部から下部へ塗るようにしましょう。塗る方向は同じ方向に塗るとムラができにくくなます。

広い面を塗る時はローラーを使用します。作業時間が早く、刷毛跡が残りにくのがポイントです。細かい箇所には刷毛を使うと綺麗に仕上がります。

塗装は、 1回で仕上げるのではなく、乾いた後にもう1・2回くり返して塗ることでムラなく仕上がります。

 

2.壁に漆喰を塗る

壁紙の上から漆喰を塗っていきます。ホワイトと1面にグレーを塗ります。床が汚れないよう養生シートを貼りましょう。

漆喰は塗装面が分厚いため、マスキングテープを貼る位置を壁にピッタリあわせると漆喰が剥がれることがあります。 1mmくらいの少し隙間を開けておきましょう。マスキングテープを剥がす際に漆喰が剥がれにくくなります。

コテとコテ台を用意して壁に漆喰をコテで塗っていきます。途中で作業を止めて長い時間を空けると、固まってしまい調整できなくなるので、どんどん塗り進めていきましょう。

漆喰を上手に塗るコツ

コテをのばす方向の側面を傾け、エッジをたてながら塗ります。漆喰に引っかからずスムーズに塗ることができ、仕上がりも整えやすくもなります。

壁の一面だけグレーの漆喰を塗っていきます。白以外の漆喰は乾いていない状態と乾いた後で、色の明るさやイメージが変わります。いきなり本番で塗るのではなく、一度テスト塗りをして確かめることがおすすめです。このグレーはどのような色になったのでしょうか⁉

3.床にタイルシートを貼る

フローリングの上から貼っていきます。隅から順番に貼るようにしましょう。時間短縮のため二列同時に貼っていくと最後のシートのサイズが合わなかった…なんてことになりかねません。焦らず1枚ずつ慎重に作業を進めましょう。

 

フロアタイルの貼り方

乱貼り

同じ長さを並べた

フロアタイルは同じ長さのものを並べずに一定の幅で交互にずらしながら貼っていく方法「乱貼り」にします。フロアタイルを無駄なく使え、同じ長さに揃える必要もないので効率的

乱貼りをする際は、一列目の最後で長さが合わなくなったフロアタイルの上にフロアタイルを重ね、重なり合う段差でカッターでカットします。

シートが切れたら台紙を剥がし貼ります。余った部分を反対方向から貼っていくことで乱貼りにしていきます。材料の無駄が省けます。

ドアや窓など凹凸のある部分を貼るコツ

凹凸部分のサイズを測り、コピー用紙で型を取ります。その型通りにフロアタイルをカットするとピッタリ貼ることができます。

4.テレビ台を作る

木目を生かしたスッキリしたデザインのテレビ台を作っていきます。床と木材を傷つけないよう養生シートを貼り、電動ドライバーとビズも用意します。

まずは木材を保護するため、ワックスを塗ります。色は木目を生かすクリアをチョイス。

ビスを打つ箇所に下穴をあけていきます。下穴をあけることでビスが打ちやすくなり、また木材や木口の割れなども防ぎます。

天板と脚の部分をビスでとめていきます。次に棚板を組み立て、ビスで固定させます。

底板の後に棚板をつけると電動ドライバーが入りづらく、ビスも打ちにくくなります。

最後に底板をビスで固定させて完成です。

サイズのこだわり!

杉4面プレーナー材(21mm×300mm×2000mm)を3枚を使うサイズにすると、余分な木材が出てコストも高くなってしまうので、2枚におさまるサイズのテレビ台にして、コスト削減もできました。

リフォーム完了!
おしゃれなリビングに生まれ変わったのでしょうか?

 

After

淡い色合いのおしゃれな北欧風リビングに大変身! ソファーにはカバーをかけ、クッションや照明も変えることでさらにオシャレ度がアップしました。

動きのある漆喰の壁でおしゃれ感UP

北欧グリーンと黒に塗ったドアノブの相性もピッタリ

重々しかったテレビ台もジャストサイズにすることでスッキリ

before・after

最後に

今回は、DIYでおうちのプチリフォームにチャレンジしました。壁紙の上から塗装できる漆喰や貼るだけのフロアタイルなど、最近はDIYをする材料も便利でおしゃれなものが増えています。今、住んでいるお部屋に飽きた、イメージチェンジしたい、そんな方もぜひ参考にしておうちを大変身させてください!



テレビ・YouTubeもチェック!

テレビ・YouTube動画では、100円ショップで購入したグッズと家にあった小物を利用したかわいい雑貨のDIYもご紹介しています。

sumica 特別番組
sumica ルンルンDIYルーム

eo光テレビがお届けする関西の地域情報番組「eo光チャンネル」にて放送中!
※ご視聴にはeo光テレビのご契約が必要です。
2022年4月放送日:(土)11:30~、(火)17:45~、(金)14:30~


sumica YouTube動画 #1 ドアのペイント&漆喰の壁塗


sumica YouTube動画 #2 フローリング床をリフォーム・家具作り



この記事をシェアする

暮らしやすい間取り

New article

新着記事一覧

Ranking

Category

メールマガジン登録
PAGETOP