失敗しないマイホーム

2023.11.27

50代からの住まい。「平屋」で安心できるシンプルな二人暮らし

「人生100年時代」という言葉を耳にする機会も増えたこの頃。仕事も子育てもひと段落ついた後は、夫婦でゆっくり暮らしていこうと思っている方も多いはず。
そのセカンドライフの住まいに平屋という選択はいかがでしょうか? 実は、平屋は世代を問わず人気で、憧れる人も多く注目度が高まっています。実際に平屋暮らしを堪能されているご夫婦の紹介とともに、メリット・デメリットや平屋を建てる際の注意点など平屋について深堀りしてみましょう。

平屋で暮らすこと

▲ 大喜工務店 施工例

平屋とは簡単に言うと、1階だけの住宅です。歴史をさかのぼると日本の家屋は平屋ばかりでしたが、近年は小さな土地で広く住むことができる二階建てや三階建てが主流に。
最近、平屋建てが世代を問わず人気なこともあり、和モダンやシンプルモダンなどおしゃれな平屋建ても多くみられるようになりました。

その人気の理由はなんでしょうか?
平屋で暮らすことのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

  • ・ワンフロアに水回りがまとまるので、生活動線や家事動線がスムーズ。また、階段の上り下りの心配がなくなり、バリアフリーにも対応しやすい。
  • ・家族みんなとコミュニケーションがとりやすく、アットホーム感がある。
  • ・構造上、天井が高い大空間を造りやすい。ロフトや屋根裏部屋など天井付近の空間が活用しやすい。

デメリット

  • ・部屋数を多くすることが難しいので、家族間のプライバシーの確保が問題に。
  • ・敷地の広さが必要になる。ある程度広い土地を確保しなければ建築は難しい。
  • ・隣家や周辺の建物によって陽当たりが左右されやすい。また、家の中でも日当たりが悪い場所ができてしまう。

家事動線がラクになり、バリアフリーにも適した平屋ですが、敷地の広さによっては、設計の段階で平屋を断念しなければならないケースもよくあるようです。

専門家に聞く「平屋建築の注意点」

▲ 株式会社大喜工務店 一級建築士 藤田英喜さん

株式会社大喜工務店 一級建築士の藤田さんに平屋を希望する方が建築の際にどういった点に注意したらいいのか、またおすすめの設計についてお聞きました。

───実際に平屋を希望される方はどんな方が多いですか?

藤田さん: 50代、60代の方が多いですね。子どもが巣立って、夫婦ふたり暮らしになりコンパクトに住める家を建てたいと平屋を希望される方が多いです。今は足腰が丈夫で階段が平気でも、10年後はどうなっているかわからないですからね。70代や80代になった時はやはり、1階が生活圏になってしまうと思うのです。使わなくなる部屋をつくるのは無駄になりますから、将来まで住みやすい平屋はシニア世代にはぴったりだと思います。

───平屋を建築する際の注意点はありますか?

藤田さん:土地を購入して平屋を建てる際には、敷地の広さに注意が必要です。1階に水回りも寝室もリビングも必要ですし、憧れていた趣味室や書斎などをつくりたいとなるとそれなりの広さが必要になります。建築には様々な法律や規定があり、敷地いっぱいに建築する事はできませんから、この土地の広さなら希望通りに建てられるだろう安易に考えるのは要注意です。以前、先に土地を購入されていた方から希望の間取りで平屋を建てたいと依頼されたのですが、どう考えてもその敷地は狭くて希望通りの間取りは叶わず、平屋を断念して二階建てにされました。平屋を希望する際はどんな部屋が欲しいかある程度間取りを考えてから、それが建つ広さの土地を工務店や設計士と相談して購入した方が確実です。

───平屋を設計する際に知っておいた方がよいことはありますか?

藤田さん:セキュリティ面ですね。開放的な大きな窓を希望される方が多いですが、空き巣などが出入りしやすくなりますから窓の位置や大きさには気を付けた方がいいと思います。夏暑い時は窓を開けたまま寝たいという方は特に注意です。寝室の窓には格子を付けたり、道路から見えない場所に窓を付けることをおすすめします。

───平屋を希望される方におすすめの設計はありますか?

藤田さん:万が一、車いす生活になった時のために、トイレやお風呂を広くするとか、玄関にスロープを付けるとかバリアフリー設計をおすすめします。たまに玄関はスロープだけでいいという方もいらっしゃるのですが、冬場は凍ってしまって滑る可能性がありますので、必ずスロープと階段を併用するようにおすすめしています。

平屋暮らしを堪能している方の実例紹介

実際に大喜工務店さんで平屋を建築された方に、こだわりや住み心地をお聞きました

自然に囲まれた場所で終の棲家として建築(H邸)

▲ 大喜工務店 施工例

「定年後は豊かな自然に囲まれて、地震に負けない頑丈な家でのんびり暮らしたい」と希望し、琵琶湖が望める素晴らしい景色が広がる土地で終の棲家を建築したHさん。
夫婦ふたりの生活なので、設計はごくシンプルな平屋を希望しました。

▲ 大喜工務店 施工例

縁側からは琵琶湖を望む美しい眺望が広がり、夏はこの縁側で夕涼みしたり、秋はお月様を眺めたり。自然を楽しむ穏やかな暮らしを満喫しているとか。また、子どもや孫が遊びに来た時にはバーベキューを楽しみ、アウトドアリビングのように活用しているとのこと。

▲ 大喜工務店 施工例

キッチンからはLDK全体と窓の外の爽やかな緑や空も眺められ、気持ちがいい風景が広がります。リビングの隣の和室は、ふだんは3枚扉を開けておいてLDKと一体化して使用。子どもや孫が遊びに来て宿泊する際はゲストルームとして扉を閉め、個室として使用しています。

▲ 大喜工務店 施工例

平屋ならではの高い天井と広いロフトです。ロフトは遊びに来た孫たちの大好きなスペース。家の中をぐるぐる走り回りながらはしゃいでいるとか。また、屋根裏の構造やがっしりと頑丈な大黒柱を見るたびに守られている安心感があり、不安がない生活をおくれているとの事です。

趣味を堪能できる平屋(T邸)

▲ 大喜工務店 施工例

東京で30年ほど暮らしていたTさんは、定年後の暮らしを自然環境がいい場所で趣味を楽しみながら暮らしたいとずっと夢見ていて、夫婦で滋賀県に移住。将来の事を考えて、バリアフリーにこだわった平屋を建築しました。

▲ 大喜工務店 施工例

LDKからも駐車スペースからも趣味部屋からもつながるデッキスペースにはジューンベリーのシンボルツリーが。「可愛い花がつき、実も食べられるし、鳥もやってくるので四季折々で楽しめます」とTさん。軒が深いので、天気の悪い日でもデッキで趣味の作業ができ、アウトドアリビングのような感覚で重宝しているとか。

▲ 大喜工務店 施工例

ずっと趣味に没頭できる空間が欲しかった、というTさんの妻。趣味部屋として使う洋室には陶芸やバーナーワークができるように、ろくろや酸素バーナーの配管を取り付けました。この部屋はテラスにも続いているので粘土を乾かしたり換気したりするのも便利です。

▲ 大喜工務店 施工例

趣味部屋の上部のロフトでは、写経をするなど静かに集中したい時に活用するとか。夫婦ふたりで趣味を堪能する暮らしを楽しんでいるご様子。

自然環境がいい立地に開放的なリビング。HさんTさんの平屋暮らしはまさに憧れですね。

最後に

リタイア後の夫婦ふたり暮らしを考えた時に、60代の暮らし方と80代の暮らし方では変わってくると思います。足腰が悪くなった時、夫か妻のどちらかが病気になった時など、万が一のことを考えると、将来まで安心して快適に暮らせるのは平屋だな、と確信しました。充実のセカンドライフをおくるためにも、平屋暮らしを候補に入れてみてはいかがでしょうか。

新築戸建てをご検討の方へ。入居後「しまった…!」にならないために

はじめての家づくりはわからないことだらけ。その中でもわからないままつい後回しにして入居後「しまった…!」になりがちなのが、すぐにネットが使えない、テレビが見られないなどの通信環境の計画漏れです。このような事態を避けるためには「建築前からの計画」が大切です。

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取材協力

株式会社 大喜工務店

国産の良質なヒノキを自社の倉庫で10年以上も自然乾燥させた無垢材を大黒柱に使用して、天然木や漆喰など自然素材を多用し、外断熱で断熱性を高め、耐震性も高い家をできる限りコストを抑えて建築。契約金や着手金は必要なく、常に後払い制で、施主自身が計算できる見積りシステムなど建築費に対しても独特で透明性が高く、既成概念にとらわれない工務店。2015年には全国5万9000社から住宅あんしん保証が選ぶ優良事業者全国1位を受賞。

▲ 床材にウォールナットの無垢材を使用したLDK
大喜工務店 施工例

▲ 樹齢100年超のヒノキが支える天井高7mのLDK
大喜工務店 施工例

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