インテリア

公開日2025.01.14

円形ダイニングテーブルが今人気!ナチュラル・モダン系のおすすめ紹介

二級建築士 / インテリアコーディネーター

久保 貴美

今、丸みのあるデザインの家具の人気が高まり、素材やカラーなどのバリエーションも多くなってきています。そこで今回、円形ダイニングテーブルにスポットを当て、その魅力とおすすめのテーブルをご紹介したいと思います。

円形ダイニングテーブルの魅力とレイアウトの注意点

丸いダイニングテーブルがなぜ人気?

近年、インテリアにおける「ウェルネス・デザイン」が注目されています。そもそもウェルネス(Wellness)とは、健康を広義に捉えて身体的・精神的に、より健康的な状態を目指すことを意味します。

インテリアでのウェルネス・デザインの要素には、落ち着けるカラーリングや天然素材、観葉植物など様々ありますが、丸みのある家具もそのひとつです。
曲線的なデザインは、緊張感を和らげ、視覚的な柔らかさと安心感を与えてくれます。円形のダイニングテーブルには以下の魅力があります。

円形ダイニングテーブルの魅力

画像提供:三島家具

【1】空間に柔らかな印象を与える

四角いテーブルの“角”はシャープな印象を与える反面、無意識に緊張感を与えます。角のない“丸い”フォルムは、安心感と親しみやすさを与え、癒しを感じる空間を作り出します。また、楽し気なカフェっぽい雰囲気もつくれます。

【2】座った時、自然に視線を合わせやすく、話が弾みやすい

長方形のテーブルの場合、特に斜め前の人とコミュニケーションが取りずらくなる傾向がありますが、円形テーブルは座る位置に関わらず、視線が合いやすいため、会話が弾みやすくなる傾向があります。

【3】安心・安全

特に小さな子どもがいる場合、角に頭をぶつけてケガをする心配がなく、安心です。

【4】来客にも対応しやすい

長方形のテーブルより座る位置を柔軟に変えることができるので来客にも対応しやすくなります。

レイアウトでの注意点

レイアウトでの注意点もありますので、検討されている方はチェックしておきましょう。

【1】テーブル上のスペースが狭くなる
円形は長方形に比べて角の部分がなくなるため、テーブル上の作業スペースが狭くなります。

【2】円形は放射上に動線を確保する必要がある
座る場所が決まっている長方形のテーブルに比べ、円形テーブルは放射上に動線を確保する必要があり、その分のスペースが必要となります。



『ナチュラル系』『モダン系』
おすすめの円形ダイニングテーブル

円形のテーブルは、どうしてもカジュアル感やナチュラル感が強くなりがちですが、最近ではナチュラルでもスッキリしたデザインのもの、モダンなインテリアに似合うデザインも出ています。また、天板のカラーや素材、脚の組み合わせなどバリエーションから選べるタイプも増えてきています。その中でもおすすめのテーブルをご紹介。

『ナチュラル系』のおすすめ

画像提供:三島家具

ナチュラルな感じがお好きな方におすすめなのがこちらのテーブル。

商品名
三島家具 オリジナル家具

サイズ
Φ100cm・110cm・120cm×高さ70cm

このテーブルの特徴
・無垢材(天板・脚とも)
・スッキリした脚のデザイン
・天板と脚の素材(色)がホワイトオーク・ウォールナットから4パターンの組み合わせバリエーションから選べる
・天板の側面形状もスクエア・テーパー・ラウンドの3種から選ぶことができる

おすすめポイント
このテーブルは、天板と脚の色の組み合わせを変えてMIXスタイルにすることがおすすめです。天板の側面形状が以下の3種類から選べるのもポイント!

<天板の側面形状の種類>

画像提供:三島家具

天板の側面形状をテーパーにすると軽快でモダンな印象が加わり、洗練された印象に。重厚感が欲しい方は、スクエアかラウンドがおすすめ。テーブルは側面のデザインでも印象が変わるのでチェックするようにしましょう。

また、あわせるチェアによっても印象がガラっと変わります。

画像提供:三島家具

ホワイトオークの天板にブラックのチェアの組み合わせもおしゃれで素敵ですね。ダイニングテーブルとチェアは違うデザインを組み合わせて、ワンランク上のインテリアを楽しんでみては?

画像提供:三島家具

ウォールナットの天板はシックで高級感が出ます。

『モダン系』のおすすめ

画像提供:モダンデコ株式会社

モダンなインテリアがお好みの方におすすめなのが、こちらのテーブルです。

サイズ
Φ120cm、135cm×高さ72cm

このテーブルの特徴
・洗練された一本脚のデザインで、座る位置を選ばない
・天板は厚みを感じさせないシャープなデザイン
・天板はウォールナットとオーク材、強化ガラスもあり(ホワイト・ブラック)
・天板と脚のカラー、素材の組み合わせは4パターンのバリエーションあり

おすすめのポイント
このテーブルはなんと言っても、モダンなインテリアにも似合う洗練されたデザインです。天板の素材がウォールナットとオーク材、また強化ガラスから選べるのもポイントです。

画像提供:モダンデコ株式会社

強化ガラスの天板のカラーはブラックとホワイトになり、より上品&ラグジュアリーなイメージにすることができます。ホワイトのガラス天板は美しいですね。

画像提供:モダンデコ株式会社

ホワイトの天板とブラックの脚との組み合わせでよりモダンな印象になりますよ。

最後に

ウェルネス・デザインは大きな面積を占める家具で取り入れるとより効果的です。長方形のテーブルでも、角が取れているだけで空間に優しさが加わります。

大きな家具では難しいという方は、まずは小さなものから「丸み」がもつ癒し効果を取り入れてみませんか?

アドバイザー

二級建築士 / インテリアコーディネーター

久保 貴美

個人邸やモデルルームのコーディネート、店舗の装飾&ディスプレイなど空間づくりに関わるあらゆる分野で活動中。

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