インテリア

公開日2025.03.25

子供部屋特集~使いたくなるお部屋作りのアイデア~

子供部屋特集

二級建築士 / インテリアコーディネーター

久保 貴美

はじめての子供部屋作り、
何からはじめる…?

いよいよ入園・入学のシーズン、そろそろお子さんのお部屋が必要かなと考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。今回の特集では、これまで公開した記事の中から「子供部屋作り」に役立つアイデアをピックアップ。家具選びのコツやレイアウトなど、お子さんが使いたくなるポイントなどをご紹介します。

子供部屋作りのアイデア❶ 大きくなっても使えるお部屋を目指す

子供部屋を作る際にやりがちなのは、“いま”のお子さんにフォーカスしすぎてしまうこと。ちょっと先の未来を見据えながら、長く使える空間を目指しましょう。

「机」「ベッド」「本棚」は、
シンプルなものを選ぶ

子供部屋用としてまず揃えたい家具は、「机」「ベッド」「本棚」の3つ。購入する際のポイントは、お子さんが大きくなっても飽きずに使い続けられるかということ。見た目はできるだけシンプルなデザインに、棚は取り外しができる仕様のものなど、長く使えることを念頭に置いて選びましょう。

子どもの“好きなもの”を取り入れて
自分から行きたくなる空間に

シンプルな家具を選んだ分、インテリアではお子さんの好きなものを取り入れてみましょう。たとえば動物が好きならラグやクッションに犬や恐竜の柄を選んだり、音楽に興味を持ち始めたら音符のモビールや楽器の置物などを飾ったり…。お子さんが楽しくなるワクワク感を演出できますよ。

子供部屋作りのアイデア❷インテリアは、好きな「もの」と「色」を組み合わせる

使いたくなる部屋にするためには、お子さんの好きなものと色も取り入れてあげましょう。具体的にどう取り入れるのか、インテリアの実例をもとにご紹介します。

子供部屋のインテリア例【1】
小学生 の男の子向け

グリーンとネイビーをテーマカラーにしたお部屋。単色の大窓カーテンに対し、小窓はあえてチェック柄をチョイス。メリハリを出しつつ、同系色にして統一感を持たせています。サッカー柄のラグやミニカーなど、好きなものや関心のあるものをインテリアとして取り入れています。

子供部屋のインテリア例【2】
中学生の女の子向け

テーマカラーは女の子に人気なライラック色。壁面はペンキで塗装しています。家具はホワイト系でシンプルに可愛らしくまとめました。ベッドはヘッドがない脚付きマットレスを選ぶことで、お部屋をスッキリと演出。机は上の棚が取り外せる仕様のため、成長に合わせて使い方を変えられます。

\より詳しい内容・レイアウト実例はこちら/

小学生・中学生の子供部屋インテリア実例と作り方

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子供部屋作りのアイデア❸ 子供部屋の壁紙を変える場合は?

空間の大部分を占める壁面は、お部屋の印象を左右する要素。お子さんが大きくなっても違和感なくすごせる柄や色を選びましょう

子どもっぽくなり過ぎないデザインに

小さなお子さんのお部屋には、明るくにぎやかな柄の壁紙で楽しさを演出したいという方も多いかもしれません。ただ、お子さんが高校生になっても同じお部屋を使うことを考えるなら、柄ものでも色味が落ち着いたものなど、子どもっぽくなり過ぎない壁紙をチョイスしましょう。

Designed by SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.

フローリングと相性のいいものを選んでみる

青みのあるブラウンのフローリングならグレー系、黄みや赤みよりのフローリングならベージュ系など、壁紙には床の色との相性もあります。相性のいい壁紙を選ぶことで、お部屋の中に統一感が生まれ、スッキリとした印象にすることができます。

\子供部屋や部屋別おすすめの壁紙はこちら/

後悔しない壁紙の選び方と【部屋別】おすすめのアクセントクロス

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子供部屋作りのアイデア❹「フォーカルポイント」に工夫を

せっかくお部屋を作ったのに、お子さんがあまり使ってくれない…。そうならないためには、お部屋の“顔”となる部分に工夫をしましょう。

部屋に入ったときに目に入る「フォーカルポイント」を魅力的に!

お部屋の印象を左右するのは、最初に目に入る情報だといわれています。特に、ドアを開けて入った際に視線が集まりやすい場所=フォーカルポイントを工夫することで、お気に入りの空間を作ることができます。

魅せるフォーカルポイントの作り方

決して広くはない子供部屋。魅力的なフォーカルポイントを作るには、物を置いて飾るのではなく、「壁面」を効果的に使うのがおすすめです。また、フォーカルポイントに家具を置くなら、ごちゃっとした印象になりやすい勉強机よりも、ベッドがおすすめ。ベッドならスッキリとした空間に見せることができます。

\レイアウト別フォーカルポイントはこちら/

子供部屋のレイアウトのポイント3つ!お気に入りにするための方法も

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子供部屋作りのアイデア❺ 2人部屋のカギは「家具選び」と「レイアウト」

レイアウトで特に難しいのが、きょうだいで1つのお部屋を使う場合。ポイントは、「家具の選び方」と「空間の活かし方」にあります。

家具の色味やサイズを意識して、
お部屋の圧迫感を減らす

2人分の机やベッドを置くとなると、どうしてもお部屋が窮屈に感じられます。家具の色は明るめに、ベッドや机はコンパクトなサイズにするなど、家具の選び方次第でお部屋の圧迫感を減らすことができます。

本棚やベッドで空間を“分ける”

2人部屋になると、きょうだいの目を気にせず勉強したいなどの要望が出てくるはず。そんなときは、本棚やベッドなどの家具を仕切りとして活用するのがおすすめです。大きめの家具で空間を分けることで、それぞれのパーソナルスペースを確保できます。

\2人で使う子供部屋のレイアウトはこちら/

6畳の子供部屋を2人で使うレイアウト例|家具で仕切る方法も

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sumicaではお部屋作りのヒントをお届けします

今回は、子供部屋作りに活かせるアイデアをまとめてご紹介しました。sumicaでは、ほかにもインテリアの事例や家具選びのコツなど、お部屋作りに役立つヒントをお届け中!快適な住まい作りの参考にしてみてくださいね。

アドバイザー

二級建築士 / インテリアコーディネーター

久保 貴美

個人邸やモデルルームのコーディネート、店舗の装飾&ディスプレイなど空間づくりに関わるあらゆる分野で活動中。

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