インテリア

2023.09.26

新居の家具選び。一番お金を掛けた方がいいものは?

新居を購入し、家具を一式買い揃えようと思った時、皆さんはどこで家具を買おう、もしくは買いたいと思いますか?

インテリアショップ、様々なメーカーの家具が揃う地元の家具屋さん、ネットショップetc…

色々選択肢はありますが、特に家具に関しては、お値段だけで決めて欲しくないと思っており、それにはいくつか理由があります。
今回は、「お金の掛け方」という視点から家具の選び方についてお伝えいたします。

二級建築士 / インテリアコーディネーター

久保 貴美

家具選びはメリハリが大切

私はインテリアコーディネーターをしているので依頼いただいたお客様にヒアリングする際、ご希望のインテリアのイメージや必要なアイテムと同時にご予算もお伺いするのですが、具体的に「予算は○○円です。」とおっしゃる方は稀です。

「大体どのぐらいなんでしょうか?」と逆に聞かれるケースがほとんどです。

もちろん、人によってインテリアに掛けられる金額は違います。収入にもよるでしょうし、価値観の違いもあります。予算がたっぷりある方は別ですが、ほとんどの場合、上限があります。

そこで私がおすすめしているのは、
「お金を掛けるべきものと、そうではないもの」のメリハリをつけて選ぶことです。

掛ける金額にメリハリをつけることで、予算に上限があっても、自分が満足できる空間づくりができるからです。

では具体的に、何にお金を掛けた方がいいのか?
アドバイスをお伝えしたいと思います。

お金を掛けた方がいい家具とその理由

リビングダイニングでお金を掛けた方がいい家具は〇〇〇!

標準的なリビングダイニングに置く家具は、
・ソファ
・センターテーブル
・TVボード
・ダイニングテーブル
・ダイニングチェア
・(必要な場合は)収納キャビネット
ですね。

さてこの中で、どれに一番お金を掛けるのがいいと思いますか?

私のおすすめは、「ダイニングチェア」です。

意外でしょうか?
厳密に言うと、お金を掛けた方がいいと言うよりも、こだわった方がいい、と言う方が正しいです。

ではなぜそう思うのか、理由を説明したいと思います。

ダイニングチェアがいい理由①

「チェアはインテリアへのこだわりを写す」

家具屋さんでは、「ダイニング5点セットで○○円」と、テーブルとチェアをセットで販売されていることも多いため、ダイニングチェアはダイニングテーブルの付属品、という印象を持たれているかもしれません。
必ずしもセットで買わなくてもいい、むしろ、別々に選ぶことをおすすめします。

チェアは住む人のインテリアへのこだわりを写します。

ソファやダイニングテーブルはシンプルでも、チェアにこだわっていると、「やるな!」と思いますし、そのデザインで、その人の好きなインテリアが分かります。
ですので、「自分の作りたいイメージをチェアで表現すること」はオシャレなインテリアにするために欠かせない要素です。

ダイニングチェアがいい理由②

「座り心地のよいチェアはおうち時間を充実させる」

ダイニングチェアは基本的に食事をする時に座る椅子ですが、他にもパソコン作業をしたり、一人でゆっくりコーヒーを飲んだり、来客と団欒したり、何かと使う頻度も高いです。

座り心地が悪いと、その楽しみや作業効率を半減させてしまう反面、座り心地がいいチェアは、お家の「居心地のよさ」を格段にアップしてくれます。

金額が高いからといって、座り心地がいいとは限りません。

座り心地の良さは、人によって違うからです。
出来る限り実際に座って、自分の体で確かめて見て下さい。

ポイントは座面の高さ、素材、アームのあるなし、です。

ダイニングチェアがいい理由③

「代々受け継ぐ楽しみがある」

作りのいい家具は、お手入れをすることによって、次の世代に受け渡すこともできます。

日本では家具は数年〜十数年で買い換えることが多いですが、長い目で見ると受け継ぐことが出来るような家具を選ぶことも環境にやさしく、また一つの資産として考えれば賢い選択なのかもしれません。

例えば、北欧家具で有名なカール・ハンセン&サン社のYチェア。
正規品では1脚あたり10万円前後しますが、デンマークではメンテナンスしながら、代々受け継がれていたりします。

▲ カール・ハンセン&サン社のYチェア


もちろん日本の家具でも、作りのいい家具はたくさんあります。

経年変化を楽しみながら、味のあるアンティーク家具を育てる。
そんなインテリアの楽しみ方もありますね。

最後に

こちらは新居に引っ越す際に絶対に買おうと思っていた我が家のダイニングチェア。

▲ 柏木工:シビルチェア/ウォルナット×オーク 定価71,500円

ちょっと和のテイストも感じる、ツートンカラーのデザインがお気に入り。
身長に合わせて、座面の高さを低くしてもらいました。お尻のフィット感、背もたれの安心感も抜群です。

チェアは、その座り心地、手触りが空間の居心地のよさに直結する、といっても過言ではありません。
そして、美しいデザインは空間をより魅力的にしてくれます。

家族や友人との食事や団欒、仕事する時間、ひとりの時間。
その時間をもっと豊かにするために、チェアにこだわってみませんか?

おうちのネット回線も快適に!

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アドバイザー

二級建築士 / インテリアコーディネーター

久保 貴美

個人邸やモデルルームのコーディネート、店舗の装飾&ディスプレイなど空間づくりに関わるあらゆる分野で活動中。

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