子供・ペットも安心。フレキシブルでおしゃれなローソファ
ソファは部屋が狭くなってしまうからどうしよう…と思っている方、ローソファはいかがですか?
ローソファを通じて「床暮らし」というライフスタイルを提案しているローソファ専門店HAREM(ハーレム)。ソファの概念を超えた、オリジナリティ溢れた商品を見に大阪のショールームに行ってきました!ローソファの魅力とおすすめのソファをご紹介したいと思います。
二級建築士 / インテリアコーディネーター
久保 貴美
ローソファの魅力
ローソファとは、座面や背もたれの高さが一般的なソファに比べて低いソファを指します。座面や背もたれが低い分、ローソファならではの魅力がたくさんあります。
部屋が広く見える
▲ 画像提供 ローソファ専門店HAREM
背もたれの高いソファをリビングダイニングの中央に置くと、圧迫感を与え、部屋が狭く見えてしまうことがあります。一方、ローソファは高さが低いため、部屋に圧迫感を与えず、ダイニングに座っている人とも交流しやすいというメリットがあります。
また、座っている人にとっても目線が低くなり天井が高く感じるため、部屋の広さを感じることができます。
赤ちゃん、子供、ペットに優しい
▲ 画像提供 ローソファ専門店HAREM
赤ちゃんや子供をソファに寝かせた時、子供がはしゃいでソファで遊んでいる時など、落ちないか心配ですよね?ローソファだと転落の心配がないので、安心感があります。
子供だけではなく、ペットを飼っている方にもローソファは安心です。
例えば、小型犬(頭の高さ30㎝)にとって50㎝の座面高のソファは、人間の身長(160㎝)に例えると、建物2階分(2m66㎝)の高さに相当するのだとか。
なので、ソファからジャンプを繰り返すと足腰に負担になり、ヘルニアや骨折、脱臼のリスクにもなります。愛犬家にもローソファは注目されているのです。
こたつと合わせやすい
▲ 画像提供 ローソファ専門店HAREM
座面が低いローソファとこたつの相性はとても良いです。
こたつ愛好家の私にとっては、これが一番のメリットでは!?と思うほど(笑)。
こたつに入っている時も、何かもたれるものがあるとよりリラックスできますね。座椅子だとちょっと野暮ったくなりがちですが、ローソファだとほどよく「洋」のモダンさがプラスされ、おしゃれ感もアップします。
冬はおしゃれで癒されるこたつライフ、いかがですか?
和室と相性がいい
▲ 画像提供 ローソファ専門店HAREM
和室にローソファはとてもよく似合います。
最近は、和室の代わりにリビングの一角に小上がりの畳コーナーを作る方も増えていますが、そこにローソファを置くことにより「洋」のリビングとのつながりが生まれ一体感がでます。また、昼はソファ、夜はベッド、とフレキシブルに使えば、和室の使い方も広がりますね。
▲ 画像提供 ローソファ専門店HAREM
もて余している和室があれば、ローソファを置いて自分の趣味部屋にするのも楽しそう!
ローソファ専門店 HAREMのおすすめ3選
ローソファ専門店「HAREM(ハーレム)」にはたくさんの種類のローソファがあります。どれも個性的で魅力的なのですが、中でも特におすすめしたいローソファを3つピックアップしてご紹介したいと思います。
1.『キャリーソファ』
キャリーソファのコンセプトは「持ち運べるソファ」。15cmのベース(座面)と背もたれパーツを自由に組み合わせて使えます。
最初に見た時、”背もたれが、座っているうちに動かないのかな?”と思いましたが、実際に座ってみると、しっかりと体を受け止めてくれ、ビクとも動きません。その秘密は、背もたれの重量と底面の滑り止め。グレーの部分が滑り止めなのですが、広い範囲に入っていますね。
この背もたれパーツを座りたいところに移動させれば、そこがソファに早変わり。
ラグの上に置いてもOKなので、中にはこの背もたれパーツだけを購入される方もいらっしゃるのだとか(笑)
家族の気配を感じながらも、それぞれ好きなスタイルでくつろいだり、集中できるのがいいですね!
また、ベースを2段にして30cmの座面高にすることもできます。立ち上がる時に、膝や腰に痛みがある方にも安心です。
ソファ(=暮らし)はここまで自由になれるんだ!と目から鱗の商品です。
2.『つみきソファ』
基本の座面と背もたれに、肘かけ、クッション、オットマンなど好きなパーツを積み木のように組み合わせて使えるソファ。シンプルなデザインですが、ストライプ状にキルティング縫製されたカバーによって単調にならず、とってもおしゃれです。
こちらのソファの座面高さは20㎝。木の台(ウッドベース)を追加して、30cmにすることもできます。高級感もアップしますね!
そしてこのソファの魅力は、シンプルな構成とオプションパーツの豊富さ。ゆえに、ライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズすることができます。
例えば、
夫婦2人の時代はシンプルに。
子供が生まれたらコンパクトな1台を追加して、子育てしやすく。
中はウレタンのみでできているので、ぶつかっても痛くないので安心。
子供が大きくなってきたら、ソファを足してコーナータイプに。
カバーリングタイプなので、汚れたら洗うこともできます。
子供が成長したら、インテリアも大人っぽく。
ウッドベースを追加し、足腰にも優しい仕様に。
リビングで使わなくなったら、個室で使っても◎。
シンプルなデザインなので、どんなインテリアにも溶け込みます。親から子へ受け継ぐ方もいらっしゃるそう。
3.『ピカソソファ』
上でご紹介した2つのソファはどちらかといえば「カジュアル」なタイプですが、もう少し大人っぽく、スタイリッシュなローソファが欲しい!という方には、こちらのピカソソファがおすすめです。張り地によって、雰囲気がグッと変わります。
さらにソファっぽさや高級感が欲しい場合は、ウッドベースを追加できます。
気分や季節に合わせて、高さを変えてもいいですね。
▲ ロータイプのウッドベースは、座面高さが17cmになります。
▲ 高いタイプのウッドベースもあり、こちら(奥)は座面高さが30cmになります。
お掃除ロボットも通ります。
このソファは座面高さが12cmなので、こたつとの相性もGOOD。
基本的に一人掛けの組み合わせなので、こんな風に単体で移動して使うこともできますよ。
大阪のショールームでは、こんな風に展示されておりました。
違う張り地のソファを組み合わせてもかわいい。ジャパンディスタイルにピッタリなソファです。
気になったら、ショールームで体感しよう!
ローソファが気になったら、ショールームで座り心地など体感することをおすすめします。ローソファ専門店「HAREM」のショールームは、大阪と東京にあります。
どうしてもショールームに行けない!という方には、レンタルソファのサービス「おためしソファ」もあるそう。(最長7泊8日)
今回、ご対応いただいたのはデザイナーの神保さん。優しく丁寧にご説明いただき、ありがとうございました!
最後に
昨年、わが家では10年以上使っていたソファを手放し、パーソナルチェアにしたのですが、子供たちは「やっぱりソファが欲しい!」って言うんですよね。
なぜソファが欲しいのかと聞けば、ゴロンと寝転んでくつろぎたいからだと。ラグでも寝転げますが、もう少しフカフカ感が欲しいのでしょう。
ソファのデメリットである
・大きくて場所を取る
・部屋が狭くなる
・重くて動かしにくい(場所が固定される)
これらを解消し、ゴロンと寝転げるソファってまさに今回ご紹介したローソファだなぁと思いました。
自由でフレキシブルな暮らしを叶えてくれるおしゃれなローソファ。これからますます求められるのかもしれません。
取材協力
ローソファ専門店 HAREM
ローソファを通じて「床暮らし」というライフスタイルを提案。商品はすべて、国内で、長く家具製作に携わる職人の手により製作。一台ずつソファを丁寧に製作することにこだわり、多様なデザインのローソファを作り続けている。
ショールームは営業日であれば、予約なしで訪問できます。ショールーム営業日は、公式サイトの「ショールーム」よりでご確認ください。
▲ 大阪・堺ショールーム(大阪ショールームでの撮影画像)
アドバイザー
二級建築士 / インテリアコーディネーター
久保 貴美
個人邸やモデルルームのコーディネート、店舗の装飾&ディスプレイなど空間づくりに関わるあらゆる分野で活動中。