公開日2023.12.05
汚い、臭い、排水口をサッときれいに!「ついで掃除」習慣
時短家事アドバイザーが実践している、おうちキレイを保つためのルーティーンをお伝えするシリーズ第3弾。
キッチンや洗面台の排水口と聞くと、汚い、臭い、嫌なものなど、マイナスなイメージが大きく、なるべく避けたい掃除の箇所ですよね。
そんな排水口の掃除にストレスに感じている方へ、家事代行・時短家事アドバイザーが排水口が「サッと」「簡単に」「きれい」に変わる方法をお伝えします!
排水口は汚れが溜まってから洗うもの?
皆さん、排水口はどのくらいの頻度で掃除をしていますか?
日常的にシンクのゴミ受けは洗っても排水口までは掃除をせず、汚れの限界がきてから掃除をする、という方が多いと思います。
その時には汚れが溜まってしまっているため、気合いを入れて取り掛かったり、特殊な洗剤を使用したり…。これだとますます掃除を避けたくなりますよね。
排水口を汚い、臭いと感じてしまう原因はシンプルです。それは汚れが蓄積するまで掃除をしないから。
排水口の嫌なイメージをなくし、ラクに掃除ができるようにするためには、「日々のついでに排水口も洗うだけ」なんです。私は食器やシンクを洗うついでにキッチンの排水口まで掃除をしています。「え~!ついでにそこまで洗うの!?」という声が聞こえてきそうですが、日々掃除をしていると排水口はほとんど汚れないので、サッとスポンジでこするだけでぬめりが取れます。今では、油で汚れたお皿やお鍋の方がベトベトして洗うのに時間がかかるくらいです。
「排水口は汚れが溜まってから洗う」という意識を少しだけ変えて「食器のついでに排水口も洗う」にしてみたら、キッチンの排水口掃除が格段にラクになりますよ。
ついで掃除で排水口のキレイをキープする方法
ついで掃除とは、3つの簡単なコツを取り入れて、掃除を日々の習慣にすることです。
ついで掃除を取り入れるコツ
- 1.使う掃除道具はそばに置く
- 2.「ついでに」を意識すること
- 3.かける時間は1~2分!
詳しくは「ついで掃除」でキレイをキープする習慣とは?をご覧ください。
掃除嫌いでも続けられる!「ついで掃除」でキレイをキープする習慣とは?
排水口のついで掃除の取り入れ方
私が自宅でしている排水口の掃除方法です。食器とシンク全体を洗った後に毎日行っています。
1.排水口のゴミ受けは2枚用意
1枚を洗っている間もゴミが受けられるように2枚用意しています。
2.ゴミ受けにたまったゴミは都度捨てる
たまったゴミがすぐ捨てられるように、ゴミ受けの蓋は処分しました。
3. ゴミ受けの目地に詰まったゴミはティッシュで取る
手間に感じないように、ティッシュやゴミ箱は手が届くところに置いています。
4.食洗機を回すついでにゴミ受けを入れて洗う
食洗機にゴミ受けも入れてお皿と一緒に洗っています。その間もう1枚は排水口の受け皿として交互に使います。
5.排水口は、取り外せる部分は全部外して洗う
我が家はトラップのみ取り外せるので、食器洗い用の洗剤を排水口用のスポンジに垂らして洗います。
6.排水口の中をスポンジでこすり洗い
スポンジが入らない隙間は歯ブラシで洗います(歯ブラシは落とさないよう注意!)。
お風呂や洗面所の排水口の場合
洗面やお風呂の排水口もキッチンと同じように使い終わった後、ついでにゴミ受けのほこりや髪の毛をティッシュで拭き取ります。
こちらも面倒だと感じないように、ティッシュやゴミ箱を手が届く所に置くようにします。お風呂の排水口も蓋は外して排水口は乾かします。
これを習慣化することで、排水口の中まで汚れることがほとんどなくなり、掃除の手間が省けています。
掃除ができずに排水口の中まで汚れてしまった時は、泡タイプの塩素系漂白剤をかけて数分おいてみて下さい。気づいた時にすぐにかけておくことで、汚れがこびりつかないので、こすらなくても落ちやすくなりますよ。
最後に
排水口を日々掃除されていない方は初めだけ、汚れた排水口を掃除する手間がかかるかもしれません。ですが翌日から続けることで日常的にサッと簡単に汚れが落とすことができ、いつもキレイな状態にすることができますよ。
「嫌だけど掃除をしなきゃ!」と思うマイナスのエネルギーや時間を少しでも減らし、好きなことへのプラスのエネルギーや時間に使って理想の暮らしにつなげましょう。
アドバイザー
時短家事・収納アドバイザー
ほり かおり
料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。