公開日2025.04.04
玄関ドアのスマートキーって便利?新築・リフォームのお悩みを解決

子どもの頃から鍵穴に鍵を差し込み、ガチャガチャ回して玄関のドアを開けるという行為が普通だった私たち。けれど、令和の時代の玄関ドアはキーレスのワンアクションで開く時代です!
自動車の鍵をイメージしてください。もはや自動車はキーレスが当たり前。その快適さを誰もが知っていますから、車の鍵をあえて手で回すタイプを望む人はいないでしょう。しかし、新築時の玄関の鍵に限っては予算の問題だけでなく、あえて手で回すタイプの従来の鍵がいいという方もチラホラ。
玄関のスマートキーのメリットとともに、なぜ不安なのかデメリットもしっかり紹介します。
スマートキーの種類と特長
スマートキーとは?

メーカーによって「スマートキー」や「タッチキー」など様々な呼び方がありますが、要するに電子錠。例えば、鍵がリモコンタイプのスマートキーなら、鍵穴に鍵を差し込んでガチャガチャ回さなくても、リモコンをカバンやポケットにいれておけばドア側のボタンをタッチするだけで鍵が開くシステムになっています。
リモコンタイプの他にも、カードタイプや顔認証・指紋認証、暗証番号など、解錠・施錠する方法には主に以下の種類があります。
スマートキーの主な種類
- ● リモコンタイプ
専用のリモコンをカバンやポケットにいれておけば、玄関ドアのボタンをタッチするだけで解錠します。また、玄関ドアから離れていてもリモコンで解錠・施錠が可能です。リモコンには電池が必要です。 - ● カードタイプ
玄関ドアのボタンを押してから専用のカードをドアにかざすと自動で解錠します。センサー式の場合はカードをドアにかざすだけで解錠します。メーカーによってはカード以外にもタグやシールなど、カード以外のものをかざして解錠・施錠するタイプもあります。 - ● 暗証番号
事前に番号を登録しておくとその番号を押すだけで自動で解錠します。 - ● 顔認証
事前に顔を登録しておくと玄関前に立つだけで顔を自動で認証し、解錠します。 - ● 指紋認証
事前に指紋を登録しておくと指をタッチするだけで自動で解錠します。 - ● スマートフォンタイプ
スマートフォンの専用アプリを操作して玄関ドアの解錠・施錠ができます。
リモコンタイプは今では自動車でなじみがありますし、カード式はホテルなどの宿泊施設で導入されているので体験されたことがある方も多いのではないでしょうか。
とにかく快適!スマートキーのメリット
スマートキーを導入すると、手で回す従来の鍵よりも初期費用はかかります。ですが、費用をかけるべき大きなメリットがあります。
荷物の多い日や雨の日などに便利!

例えば両手に荷物を抱えて玄関を開ける時、いったん荷物を地面に置いてカバンから鍵を取り出し、ガチャガチャと回して、また荷物を抱えて家の中に入ることになります、しかしスマートキーの場合、リモコンタイプならドアのボタンを押すだけで玄関のドアが開きます。つまり、鍵を開けるための工程を幾つも省くことができるのです!
雨の日など天気が悪い日、さらにトイレに行きたい時など一刻でも早く家に入りたい時にはスマートキーのありがたさをしみじみと感じるでしょう。
カバンの中の鍵を探さなくていい

鍵がカバンの中で行方不明になり、あれ、カバンの中だっけ?それともポケット?なんて不安になりながら玄関前でガサゴソ…。誰もが一度は経験あるはず。スマートキーの場合、リモコンタイプならカバンやポケットの中に入れておけば鍵が開くので取り出す必要はありません。これがとっても快適!
今まで鍵を探すために使っていた時間はなんだったのか!?と思うほど革命的に便利になります。お酒を飲んで夜遅くの帰宅になり、暗い中なかなか鍵が見つからない…なんてストレスはもうなくなります。
これが不安で悩んでる?スマートキーのデメリットと解決法
多くの方が不安に感じている、スマートキーを導入できない理由はこれです。
オートロックで締め出されてしまう

ゴミ出しの時や子どもがパッと外に出てしまった時など、鍵を意識せずに外に出てしまったとき、オートロックで鍵が閉まって家に入ることができなくなったら…。多くの方がこの「締め出し」に不安を感じています。
しかし、室内側から鍵を回して開けた時、自動で鍵は閉まらないシステムを採用している玄関ドアがほとんどです。
スマートキーは、オートロックモードに設定することで自動で施錠することができます。危険なのは、このオートロックモードにした状態で外出先から帰って鍵をあけ、リモコンなど鍵が入ったカバンを家の中に置いたまま再び外に出た時です。このシチュエーションでは鍵が閉まってしまいます。荷物がたくさんあり、何度も運び込まないといけない時などは要注意です。どうしても締め出しが不安な方はオートロックモードを解除するようにしましょう。
電池切れで鍵が開けられなくなってしまう

電池が切れてしまったら、家に入れなくなってしまうのでは?という不安があります。
鍵がリモコンタイプの場合は電池が必要になりますが、リモコンの中には鍵が内蔵されています。玄関ドア側も見えないようにカバーはしてありますが、鍵穴が付いているドアがほとんどです。また、アラームや光でもうすぐ電池が切れることを警告してくれるドアも多くあります。
しかし、カードタイプやスマートフォンのアプリで開けるタイプの場合、非常用の鍵は持ち歩かないことが多いので、玄関ドア側の電池やスマートフォンの充電がなくなると鍵を開けられなくなるので注意が必要です。電池切れが不安な方は、鍵を持ち歩くようにしましょう。
玄関ドア側には、電源式(100V)と電池式の2種類があります。電源式は電気の配線が必要になりますが、電池切れの心配はありません。電池式の場合は電池の交換が必要になります。電源式の場合は、停電時は自動では解錠できなくなりますので不安な方は、鍵を持ち歩くようにしましょう。
こんな人は、スマートキーの導入がおすすめ

以下のような方は、特にスマートキーを導入することがおすすめです。
- ● 小さいお子様がいるご家族
小さいお子様がいると外出先の荷物も多くなり、買い出しの量も増えます。荷物を抱えて子どもを抱っこしながら、カバンの中の鍵を探しドアを開けるのは大変です。子どもが寝てしまった時など、スマートキーにしてよかったと便利さを実感するでしょう。 - ● 車いすや杖をついているシニア層
リモコンで鍵を開けられるスマートキーはシニア層の強い味方。足腰が悪く杖をついている方や車いすの方は特に安全でスムーズに玄関に入る事ができます。 - ● 鍵の閉め忘れが気になる方
帰宅時や外出時に「あれ?鍵を閉めたっけ…?」と不安になる方は多いのではないでしょうか?その回数が多い人ほど、スマートキーにすると便利になりますよ。
スマートキーの導入は、新築時やリフォーム時がスムーズ
スマートキーはドアと一体化し、ドアを取り付けるだけで導入ができるものが多く販売されています。後付けも可能ですが、ドア側を電源式にしたい場合は電気配線が必要になるため、新築時や玄関ドアリフォームのタイミングが最適です。
玄関ドアのスマートキーって便利?まとめ

「便利になった」という意見は多く、ライフスタイルに合った設定で快適に
実際に、従来の鍵穴に鍵を差し込んで回すタイプの玄関からスマートキーの玄関の家に住み替えた方にインタビューすると、ほぼ100%の割合で「便利です!」という言葉が返ってきます。
ただ、私も取材中にオートロック状態で何度か締め出しを経験したこともあります。この締め出しを防ぐための設定さえしっかりしておけば、間違いなくスマートキーは取り入れるべきと言えます。
また、スマートキーには様々なタイプもあるため、自分や家族のライフスタイルにあったものを選ぶこともポイントです。これからマイホーム購入や、玄関リフォームを計画されている方は、スマートキーぜひ検討してみてください。
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筆者

住宅ライター / プロインタビュアー
大内 夏実
株式会社リクルートで情報誌のイロハを学び、独立。不動産・住宅系ライターとして経験を積む。大手ハウスメーカーから小さな街の工務店までさまざまな建築会社の注文住宅施工例やモデルハウスなどを取材し、また実際に購入した方、家を建てた方のインタビューも多数実施。年間100軒ほどの取材に基づいた知識と経験から多くの建築会社の広告戦略なども手掛けている。