整理収納

2023.08.24

着ない服を増やさない!買い物での失敗を減らす方法

お買い物って、気持ちが上がる楽しい時間ですよね。整理収納アドバイザーをしているというと、「ミニマリスト」の印象を持たれますが、私はお買い物が大好きで、持っているモノも比較的多い方です。
デザインが気に入ったワンピースは色違いを購入したこともありますし、予備として全く同じモノを購入したこともあります。履きやすくてお気に入りのスニーカーは色違いで何足か購入し、服の色に合わせてコーディネートを楽しんでいます。

買い物をよくする、ということは失敗もよくします。いえ、以前はよく失敗をしていましたが、最近はしなくなりました。
そんな私の失敗談をもとに、買い物に失敗しないためのコツをお伝えします。

整理収納アドバイザー

長谷 由美子

失敗を認めて理由を考えよう

お買い物好きな私が失敗を減らすことができたのではなぜでしょう。

お買い物に慣れたから?
失敗をしすぎたから?

そう、失敗しないためにはたくさん失敗することです。その失敗に気付くこと。認めること。
それからどうして買ったのか、どうして失敗と感じたのか、その理由を考えること。


言い訳をせず、素直に失敗を認めて受け入れましょう。その後、理由を考えることで次の買い物に生かすことができるのです。

買い物に失敗した理由

洋服のお買い物での失敗には大きく3つの理由があります。

失敗した理由① 安かった

「安物買いの銭失い」とはよく言ったものです。
セールやバーゲン、アウトレットでのお買い物は特に失敗が多いですよね。安いという「お得感」でついつい買ってしまうのはどうしてでしょう。安いからと言って沢山買ってしまうのも危険ですよね。

失敗した理由② ネットで購入した

簡単に購入出来て、すぐに届く便利な時代になりました。その分、ネット購入での失敗もよくあります。
サイズが合わない、素材感や色、デザインがイメージと違うなど実物を見ていない分、失敗も多くなります。

失敗した理由③ 似合わない

残念ですが、よくある失敗の一つです。
私は今年のシーズン始めに買ったオレンジのワンピースが日焼けしたら肌と同じ色になり、全く似合わなくなりました。また失敗しました。形は気に入っているので来年は焼ける前に着ようと思います。

私が失敗を減らすためにしたこと

セール商品

セールやアウトレットにはあえて行かない
セール品2点以上で更に値引きの広告に惑わされない
商品にほつれや傷みがないか確認する(セール終盤など)
定価の商品と比較してなにが違うか考えてみる

セール商品は、今年何回着られるか、それに対して適正な価格かを考えます。定価でシーズン始めに購入して沢山着た方が結局はお得なことがあります。

ネット購入のとき

ネットで買うのはよく知っている商品・ブランドだけにする
サイズ表記に書かれているサイズと手持ちの衣類を採寸、比較し、適したサイズか見極める
サイズが合わない場合に返品、交換が可能か確認しておく
有料でサイズ直ししてでも着たいものだけを購入する
多少面倒でも店舗で実物を下見する、実店舗で購入する

似合っているか、似合わないか

試着をして自分で決める。店員さんに流されない
流行を追いすぎない。SNSやファッション誌の真似だけで買わない。今の自分に似合うかを考える
ちゃんと意見を言ってくれる家族や友人と買い物に行く
似合わなかった洋服のタイプを覚えておく(細身のパンツ、パフスリーブ、淡い色のタイトなニットなど具体的に)
自分に似合う色やスタイルを知るために、骨格診断やパーソナルカラー診断を受ける

ファッションに興味を持ち、色んなものを見て、見る目を養うことも大切です。

買い物の失敗は、成功のもと!

楽しいお買い物は、失敗さえも前向きに捉えたいものです。

買い物直後もいいですが、「衣替え」のタイミングで手放す衣類を見て考えると、ここでも買い物の失敗が見えてくることもあります。 私はそれで今の自分が大切にしていることや価値観が分かるようになり、買い物の失敗を減らすことができました。

失敗は成功のもと、本当にそんな気がします。
皆さんの気付きの参考になれば嬉しいです。

【衣替え】着ない服は保管しない!残すべき服を見分ける3つの基準

アドバイザー

整理収納アドバイザー

長谷 由美子

延べ7,000件以上の相談に応えてきた知識や経験から、苦手なお片付けをも好きにさせてしまう人間力と提案力が定評。

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