上手に暮らす

2024.02.20

お風呂の落ちない水垢に!洗剤「茂木和哉」を使ったビフォーアフター

お風呂掃除用の洗剤やカビ取り用洗剤を使ってもなかなか取れないお風呂の椅子や鏡の汚れ、それは水垢かもしれません。水垢は、お風呂掃除用の中性洗剤やカビ取り剤では取れないことをご存じですか?
どうしてもこの水垢を落としたい、そんな時に試してほしい水垢に特化した洗剤をご紹介します。

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

水垢とは?

水垢とは、水道水に含まれるミネラル分がこびりついたもの。水道の蛇口やお風呂の椅子などについているウロコ状で白くて固いのが特徴です。ついてから日が浅い水垢なら、お風呂掃除用や食器洗い用洗剤などの中性洗剤で落とすことができますが、こびりついてしまうと中性洗剤では落とせません。カビ取り用の塩素系漂白剤でも落とすことは難しいでしょう。
長年使ったお風呂をキレイな状態に戻したい、そんな時におすすめの洗剤があります。

どうしても落としたい時は、水垢に特化した洗剤を

水垢は、酸性の洗剤を使うことで落とすことができます。酸性の洗剤で水垢に特化した洗剤が「茂木和哉」です。

▲ 水垢専用の洗剤「茂木和哉」

洗剤製造会社や温泉施設の清掃業を経て温泉施設のガンコな水垢も落とすオリジナルの洗剤を作り、その後ご自身の名前をつけた洗剤が「茂木和哉」。プロが使う業務用洗剤を家庭でも使えるように開発された洗剤です。

「茂木和哉」シリーズにはたくさんの種類がありますが、今回は水垢に特化したこの3種類を使用します。

  • 1. 茂木和哉 お風呂のなまはげ
  • 2. 茂木和哉 バスタブ用
  • 3. 茂木和哉 クレンザー

*酸性の洗剤とカビ取り剤などの塩素系漂白剤は併用すると有毒ガスが発生するため、同日の使用は避けましょう。

中性洗剤と酸性洗剤。どちらが水垢が取れるのか?

まずは、お風呂掃除用の中性洗剤と酸性洗剤「茂木和哉 お風呂のなまはげ」と、どちらが水垢が取れるのか、洗い比べてみました。

ビフォーの写真。水垢がたっぷりついたこのお風呂の小物入れ。両洗剤とも、洗剤を振りかけて3分程置きます。

3分後、スポンジで軽くこすってみると

中性洗剤 アフター

プラスティックにまだ水垢が残っており、削れば落とすことはできるかもしれませんが、時間がかかりそうです。

茂木和哉 お風呂のなまはげ アフター

白い水垢が浮いて柔らかくなっており、スポンジでサッとこするとすぐに落ちました。


次に、茂木和哉シリーズの水垢に特化した「お風呂のなまはげ」「バスタブ用」「クレンザー」の洗剤3種を使ってどのくらい水垢が落とせるのか試してみました。

3種の洗剤を使ったビフォーアフター

1:茂木和哉 お風呂のなまはげ

使用できる場所:お風呂のバスタブ、鏡、床
使用方法:洗剤をつけて3分ほど置いておく。汚れが浮いてくるのでその後に水を流す、または、スポンジ等でこすり洗い。

鏡についた白いウロコ状の水垢がなくなりました。

2:使用した洗剤:茂木和哉 バスタブ用

使用できる場所:バスタブやお風呂の椅子などのプラスティック樹脂。バスタブ用とありますがキッチンのシンクにも使えます。
使用方法:薄手のクロスにつけてこする

こちらの成分は弱アルカリ性で極小の研磨剤が入っています。粒子が細かいためプラスティック樹脂にも使用できます。

お風呂の椅子にこびりついていた水垢が柔らかくなり浮いてきます。こするとスルッと落とすことができました。

3:茂木和哉 クレンザー

使用できる場所:蛇口などのステンレス、浴室内の鏡
※お風呂の椅子、バスタブなどのプラスティック樹脂は傷がつくので避ける
使用方法:薄手のクロスにつけてこする
水垢用のクレンザーなのでこすり取ります。傷がつきやすいので洗うものの素材を確認して下さい。

中性洗剤ではなんの変化もなかったステンレスの水垢も洗剤をつけてこするだけで簡単に落とせました。

*茂木和哉 クレンザーの現在のパッケージはこちらになります。

水垢を落とす時の注意点

こすりすぎて傷つくと、一見汚れは取れたように見えますが、傷からまた入り、より汚れやすくなってしまいます。特にバスタブなどのプラスティック樹脂は傷つきやすいので気を付けて下さい。落ちない汚れは、一度で落とそうとしないで、定期的に洗剤でお掃除をすると汚れが取れていきます。

また、これから水垢がつかないようにするためには、1週間に一度、酸性の洗剤を使うと水垢が落とせて水回り全体をキレイにキープすることができます。また、使用後は水滴が残らないように乾拭きすることも水垢防止につながります。使う都度サッと拭き取れるように、手が届くところに乾拭きのタオルを置いておくといいでしょう。

掃除嫌いでも続けられる!ついで掃除で洗面所のキレイをキープする習慣


最後に

カビは生えないように気をつける方が多いかもしれませんが、水垢はカビ取り剤と落ちる洗剤の成分が違います。お風呂で取れない汚れがある場合は、一度今まで使っていた洗剤とは違う成分の洗剤を試してみるのがおすすめです。汚れによって成分を使い分けることで落とすことに時間をかけず、水回りを掃除することができます。あきらめず、気軽に“キレイをキープ”を心掛けましょう。

アドバイザー

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。

この記事をシェアする

暮らしやすい間取り

New article

新着記事一覧

Ranking

Category

メールマガジン登録
PAGETOP