上手に暮らす

2023.11.17

夕飯何しよう…で悩まない、献立作りのコツ!時短・節約もできる

料理が好きじゃない…、毎日の献立を考えるのが憂鬱…。
家族に「今日何を食べたい?」と聞いても「なんでもいい」
これが一番困りますよね。

スーパーに行ってその日の献立を考えるより、あらかじめ数日分の献立を決めておく方が実は節約にもつながり、家事も時短できることをご存じですか?
今回は、献立を立てることのメリットと簡単な献立の立て方をお伝えいたします。

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

献立を立てるメリット

私は時短家事アドバイザーと家事代行の仕事をしていますが、お客様と話をしていると「料理を作るのが好きじゃない」とおっしゃる方がいます。その言葉の深層には、
・毎日の献立を考えるのが億劫
・何を作ればいいのか分からない
など「献立を考えることが苦手」ということがあります。

そこでおすすめしているのが、あらかじめ数日分の献立を立てておくこと。
あらかじめ献立を立てておくことには「時短」「節約」につながる、以下のようなメリットがあるからです。

1.買い物の頻度を減らせる

あらかじめ献立を立てておくことで、必要な食材が分かるのでまとめて効率的に買うことが出来ます。1週間に行く買い物の回数を減らすことが出来るので無駄な買い物が少なくなくなります。

2.翌日以降の下ごしらえもできる

食材がそろっている事で、当日の準備と同時に翌日以降の下ごしらえもできます。
例えば、今日1/2コの玉ねぎを使い、残りの1/2コをついでにカットしておくことで明日以降すぐに調理できるので時短につながります。

3.レトルトやお惣菜に頼らず、食事が作れる

忙しい日でも家にある食材で、栄養のある手作りの食事がサッとできるメリットもあります。

4.食品ロスを防ぎ、節約にもなる

無駄な食材を買わないので、すべて使い切れるようになります。処分してしまう罪悪感からも解放され、節約にもつながります。

簡単に献立を立てるコツ

そうは言っても「その日の献立でも大変なのに、あらかじめ献立なんて立てられない!」という方もいらっしゃると思います。

簡単に献立を立てるにはコツがあります。
この方法で立てていくと、迷うことが少なくなっていきます。

1:料理をアレンジする

料理の時短は、アレンジすることです。今日の料理を明日につなげるためにアレンジをしていきます。詳しくは前回の記事を参考に。

家事代行のプロが伝授!時短料理のコツはアレンジにあり

2:アレンジのパターンを組み合わせる

1のアレンジのバリエーションを増やし、それを組み合わせることで数日間の献立が決まります。

このアレンジの組み合わせで作った6日分の献立例をご紹介します。

アレンジ組み合わせ例(6日分)

1日目:ポトフを作ります。
<材料>手羽先・じゃがいも・たまねぎ・人参・キャベツ・カブ・ローリエ・コンソメ・塩こしょう

2日目:ポトフをミネストローネにアレンジ
トマト缶を加える

3日目:鍋を作ります。
<材料>豚肉・白菜・ネギ・キノコ類など

4日目:鍋を八宝菜にアレンジ
シーフードミックスを炒めてから鍋の余りを入れて鶏がらスープ・塩こしょうで味付け、片栗粉でとろみをつける

5日目:豚汁を作ります。
<材料>豚・こんにゃく・ごぼう・人参・味噌など

6日目:豚汁を炊き込みご飯にアレンジ
炊飯器にもち米と余った豚汁を汁ごと入れ、メモリまで水を足して炊き込みご飯モードで炊きます。お味噌の味はせず、ほんのり味がついておいしいですよ。

3パターンのアレンジを組み合わせて、6日分の献立ができました!

1日目:ポトフ

2日目:ミネストローネ(前日の料理アレンジ)

3日目:鍋

4日目:八宝菜(前日の料理アレンジ)

5日目:豚汁

6日目:炊き込みご飯(前日の料理アレンジ)

最後に

いかがでしたか?
今まで毎日献立を考えていた方は、よく作る料理+アレンジで2日分の献立から決めてみましょう。あとは、同じ要領でバリエーションを増やして組み合わせていきます。その組み合わせをパターン化してしまうといいでしょう。
子育てやお仕事で忙しい方こそまずは試してみてください。日々の家事がラクになり、今より料理が楽しくなるはずです。

アドバイザー

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。

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