上手に暮らす

公開日2023.09.19

正しい衣替えの手順。衣替えは虫食い対策がカギ!

衣替えの季節がやってきました。

今までなんとなくしていた衣替え。
きちんと虫食い対策が出来ていたかチェックしてみませんか?

衣替えで収納した大切な衣類が虫に食われないよう、正しい衣替えの手順をお伝えします。

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

衣替えは、虫食い対策がカギ!

季節が変わって久しぶりにクローゼットから出してみると衣類に穴があいていた…
そんな悲しい経験はありませんか?

その穴の原因は、虫が衣類を食べている「虫食い」です。

衣類を食べる虫は、主に以下のルートで家に侵入します。
・帰宅時に衣類についている
・窓から入ってくる
・外に干した洗濯物についてくる

家に侵入した成虫が衣類や収納場所に卵を産みつけて、その幼虫が衣類を食べているのです。

「虫食い対策って防虫剤を入れたら防げるんじゃないの?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。実は、防虫剤を入れるだけでは虫食いは防ぎきれません。また、防虫剤以外の対策や防虫剤の使用にもポイントがあるんですよ。

虫食いにあいやすい素材

虫食いの被害のあいやすさは衣類の素材によって違います。
高級な衣類ほど食べられやすいと言われています。

ウール・カシミヤ・シルクなどの動物性繊維

繊維が細く柔らかいため、虫が一番食べやすい繊維です。

綿・麻などの植物性繊維

植物性繊維も被害にあいます。

汚れのついたポリエステルなどの化学繊維

本来、化学繊維は被害にあわない素材です。
しかし、食べこぼしや皮脂汚れが残っていると衣類まで食べられてしまいます。

虫食いにあいやすい素材は、より気を付けて収納しましょう。

正しい衣替えの手順

ここから虫食いを防ぐ、正しい衣替えの手順をお伝えします。
防虫剤を入れるだけでは十分ではありません。
この手順で衣替えをすれば、完璧な虫食い対策になりますよ。

1.収納する前に洗濯、クリーニングに出す

食べこぼしや皮脂汚れが残っていると被害に合います。収納する前に必ず洗濯して汚れはきれいに取り除きましょう。
また、クリーニングに出したものは返却後にビニール包装は取りましょう。

クリーニングのビニールを着けたまま収納してしまうと、ビニールが変色してその色が生地にまでうつることがあります。通気性も悪くなりカビの原因にもなってしまいます。

2.衣装ケースに掃除機をかける

衣装ケースやたんすに収納している方は、ケースとたんすの引き出しに掃除機をかけましょう。虫はほこりも食べます。成虫はほこりに卵を産みつけていることもありますのでここで取り除いておきましょう。

水拭きは衣類のカビの原因になるので、掃除機掛けがおすすめです。水拭きをするなら、しっかり乾拭きをして水分を残さないようにしましょう。

3.衣類を収納し、一番上に防虫剤をのせる

防虫剤の成分は空気より重いため、上から下に広がります。そのため、衣類の一番上にのせましょう。

現在市販されている防虫剤は、無臭性タイプと有臭性タイプの2タイプあります。
無臭性タイプは併用できますが、有臭性タイプは成分が違うと、薬剤が溶けてシミになることがあるので併用できません。
有臭性タイプを使っていて、これまで使っていた防虫剤の種類が分からなくなってしまった、別の防虫剤に変えたいという時は、風に当てるなどして前に使っていた防虫剤のニオイを消してから、新しい防虫剤を使うようにしましょう。

コートやジャケットの場合

クローゼットに吊るすコートやジャケットは、クローゼット全体の防虫剤では扉の開閉で薬剤が離散してしまうので1着ずつ包めるカバータイプの防虫剤がおすすめです。

除湿剤を併用するとより効果的!

虫は湿気の多いところを好みます。湿気防止のために、除湿剤も併用すると防虫対策がより効果的です。湿気防止はカビ対策にもつながります。
除湿剤は、薬剤と吸った湿気が混じった液体が革製品などにつくと縮んでしまうこともあるので、水分をため込まないようしましょう。

衣替えをしない方も油断大敵!

最近は広いクローゼットがあるおうちが増え、衣替えをしないご家庭も増えています。
ですが、暗いクローゼットや収納ケースは虫が活動しやすい環境です。
「いつか着るから…」とたんすの肥やしになっている衣類は虫食い対策が必要です。室外で衣類をはたき、窓から入ってくる日光にあてるようにましょう。虫は光が苦手なのであてるだけでも対策になりますよ。

最後に

今までの衣替えは、きちんと虫食い対策はできていましたか?
この手順で衣替えをすると、来年も着るつもりだった衣類を虫食いで無駄にしてしまうリスクを防ぐことができます。

正しい衣替えを知るだけで、衣類が長持ち!
来年も着られるように、お気に入りの衣類を虫から守りましょう。

アドバイザー

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。

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