上手に暮らす

2024.04.09

ロボット掃除機を買わない理由は?メリットと弱点を知って掃除をラクに!

家事にかける時間とストレスを手放すためには、家電の力に頼ることも必要です。子育てや共働きで忙しい方こそ、時短につながる家電の力に頼ってほしいと思っています。今回は、ロボット掃除機の上手な取り入れ方についてお伝えします。

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

ロボット掃除機は便利?

私はプロの家事代行をしていますが、本当は掃除は好きではありません。むしろ、掃除をする時間を作ることで自分の好きなことをする時間が減ってしまうのはもったいないと感じてしまうほど。
もともと時短できる掃除家電を取り入れようとも思っていなかったのですが、使うきっかけになったのは共働きで忙しい友人達からおすすめされたから。

実際に使ってみると、掃除に対するストレスがなくなり、掃除をする時間をわざわざ作らなくても、いつでもお客様を招くことができるくらいのキレイをキープできるようにもなっています。

忙しいのに、ロボット掃除機を買わない理由

忙しい私はロボット掃除機を取り入れて掃除がラクになっているわけですが、周りで「忙しい」と言っている人達の話を聞くと、
「買っていないけど、汚れが取れなさそう」
「使ってみたけど、完璧ではなかった」

という理由で使っていない人がたくさんいることに気が付きました。

使っていないその理由は、実は家電の機能ではなく、今までの家事の仕方を変えたくない、また変えることに対して心理的な不安やハードルがあるからではないのかと感じています。

共働きや子育てで忙しい、家事を少しでもラクにしたいという方は、今までの家事の仕方にこだわらず、考え方を変える方が、実は得られるものが多いです。

ロボット掃除機のメリットは、時間の使い方を変えてくれること

リビングやダイニングにお掃除ロボットを使うようになると、外出後には掃除機がかけられたキレイな状態になっている。これがロボット掃除機を取り入れるメリットですよね。

つまり、お掃除ロボットを取り入れたことで、今まで使っていた掃除機をかけるという時間をなくすことができるので、その時間を違うものに使えるというメリットになります。

私の場合、その時間を棚の上などにたまったホコリを拭くことにあてています。床のホコリに意識が行き、床だけを掃除する方が多いと思いますが、実は、棚などにたまったホコリが上から下へと落ちていきます。まず棚の上にたまったホコリを取らないと、床にホコリがたまりやすくなってしまうのです。
ロボット掃除機を取り入れたことで、ホコリの原因を解消することができました。

ロボット掃除機の弱点

ご存じかと思いますがロボット掃除機には以下の弱点があります。

  • ・段差が上がれない
  • ・隙間に入らない
  • ・こまかな掃除は行き届かない

段差や階段、家具と家具の狭い隙間はロボット掃除機では掃除できません。その行き届かない場所は人が掃除することになります。

単体ではなく、スティック型などの掃除機と併用するもの

ロボット掃除機では行き届かない階段、家具と家具の狭い隙間などは人が掃除することになりますが、家の中のリビングダイニングの広い場所からあらゆる場所に掃除機をかけていくより、行き届かない場所だけ短時間で掃除するほうが、時間も体力も軽減できます。

ロボット掃除機は掃除機として単体で使うのではなく、スティック型などの掃除機と併用することでそのメリットが大きくなります。

私は階段や隙間は気軽に掃除がしやすいスティック掃除機を使っています。洗面所は日々、髪の毛や洗濯物から出るホコリなどがたまりやすい場所なので洗面所にスティック型掃除機を置くことで30秒ほどで掃除ができています。

掃除嫌いでも続けられる!ついで掃除で洗面所のキレイをキープする習慣


考え方を変えるだけで、手放せる負担は多い

これからは「ロボットではできないことだけ人がする」。これまでのやり方、考え方を少し変えるだけで、家事にかける時間とストレスは軽減できたり手放せたりするものです。時短家電のメリットと弱点を知って、上手に取り入れてみましょう。共働きや子育てで忙しい、少しでも家事をラクにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

アドバイザー

時短家事・収納アドバイザー

ほり かおり

料理・そうじ・片づけを仕組みからまるっと整え、家事の時短へアプローチ。日常の中でカンタンに“きれいをキープ”できるテクニックを提案。

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