公開日2025.09.25
中古戸建てリノベーションの気になるギモン

古き良き趣を活かしながら、“自分らしさ”をカタチにできるリノベーション。その魅力に憧れる一方で、物件の古さや耐震性などに不安を感じる方も少なくありません。そんな中古戸建てリノベーションにまつわる、よくある疑問とその答えをわかりやすくまとめました。
気になるギモン➊ 注文住宅と中古リノベ、こだわり派ならどっち?
オーソドックスな一軒家ではなく、自分らしいこだわりを反映したおしゃれな家で暮らしたい——そんな想いを持つ方に人気なのが、「注文住宅で家を建てる」または「中古物件を購入してリノベーションする」という選択肢。
「せっかくならピカピカの新築がいい!」という方には注文住宅、「味わいのある古さや、昔の良さを取り入れたい」と考える方にはリノベーションという方法が魅力的に映りますが「結局、自分にはどっちが合っているの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
注文住宅か中古リノベーションがいいのか、「立地」「価格」「性能」「スタイル」の4つの観点から徹底比較してみました。

こだわり派ならどっちが正解?注文住宅or中古物件リノベーション
記事を読む気になるギモン❷ 中古戸建てのリノベーションに興味はあるけど、どう進めればいい?
中古戸建てを購入してリノベーションする場合、最初のステップは「物件探し」。物件探しならまずは不動産会社へ相談をと考えるのは、少し注意が必要です。というのも、駅からの距離や広さといった条件が希望に合っていても、不動産会社は建築の専門知識までは持っていないことが多く、建物の基礎や構造に重大な不具合があった場合、あとから莫大な修繕費がかかってしまうこともあります。そうなると、思い描いていたリノベーション工事ができなくなる可能性もあります。
中古戸建ての物件探しで失敗しないためには、まずやっておきたいことがあります。

中古物件探しより、まずやること|戸建てをリノベーションしたい!【1】
記事を読む気になるギモン❸ リノベーションの期間は、どのくらいかかる?

中古物件を購入してリノベーションするとなると、気になるのが完成までにかかる期間。特に「子どもが小学校に入る前までに引っ越したい」「賃貸の契約更新までに間に合わせたい」など、明確な期限がある方にとっては重要なポイントです。 リノベーションの全体スケジュールは、主に以下の3つのステップに分けられます。
STEP1 中古物件探し期
STEP2 プラン作成期
STEP3 工事期
「STEP1 中古物件探し期」「STEP2 プラン作成期」にかかる期間は、実は人それぞれです。以下の記事では、リノベーションをスムーズに進めるためのポイントをご紹介しています。

期間はどのくらいかかる?|戸建てをリノベーションしたい!【2】
記事を読む気になるギモン❹ 買ったら後悔する中古物件ってある?
リノベーションを前提に中古物件を購入する場合、「築年数」はそこまで重要な要素ではありません。注意が必要なのは、駅や学校が近い、生活が便利などの「立地の良さだけで物件を決めてしまう」ケースです。たとえ駅や学校が近くて便利でも、建物自体に大きな問題があると、想定外の修繕費が発生したり、希望のリノベーションが実現できなかったりする場合があります。
以下の記事では、買ったら後悔する中古物件と、購入する際に必ずチェックしておきたい3つのポイントをご紹介しています。

買ったら絶対に後悔する中古物件とは?|戸建てをリノベーションしたい!【4】
記事を読む気になるギモン❺ 中古物件の「耐震性」は大丈夫?

南海トラフ地震など、大規模な地震がいつ起きてもおかしくないと言われる今、こんな疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
・築年数が古い家は危険なの?
・耐震補強って高額なの?
・そもそも耐震性を見極めることはできるの?
確かに、1981年以前に建てられた「旧耐震基準」の木造住宅には注意が必要ですが、リノベーション時にしっかりと耐震補強を行えば、古い家でも十分な耐震性を確保することは可能です。
リノベーション工事の際にできる主な耐震補強の方法について詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

中古物件は耐震性が不安?|戸建てをリノベーションしたい!【5】
記事を読む気になるギモン❻ 中古物件の断熱工事は必要?
2025年から新築住宅に対して省エネ基準適合となる断熱等性能等級4以上の家を建築することが義務化されました。つまり、断熱等性能等級4以下の物件は建築できなくなります。同様に増改築リノベーション工事の場合も省エネ基準適合が義務化されるため、断熱工事は必要になります。これから「断熱性能をどう高めるか」は、家づくりでは重要なポイントになっているのです。リノベーションで断熱性を高める方法にはさまざまな選択肢があります。
以下の記事では、リノベーション時に採用される主な断熱方法について詳しくご紹介しています。

中古物件の断熱工事は必要?|戸建てをリノベーションしたい!【6】
記事を読む気になるギモン❼ リノベーションを依頼する会社はどうやって選ぶ?

リノベーションを依頼できる会社には、設計事務所やデザイン会社、工務店、不動産会社、そしてワンストップ型のリノベーション会社などがあります。
また、リノベーションのプランには大きく分けて「フルオーダー型」と「セレクト型」の2種類があるため、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
・フルオーダー型
プランはもちろん、壁紙や床材、コンセントカバーに至るまで、あらゆる部分を自分の好みで自由に選べます。こだわり派にはぴったりですが、その分決めることが多く、時間や労力がかかる場合もあります。
・セレクト型
数種類のプランや素材のカタログから選ぶスタイルです。比較的コストを抑えられ、選択肢も絞られているため手軽に進めやすいのが特徴ですが、自由度は低め。また、打ち合わせ回数が限定されているケースも多いです。
自分に合ったリノベーション会社の見極め方は、以下の記事を参考にしてください。

依頼する会社の選び方|戸建てをリノベーションしたい!【3】
記事を読む気になるギモン❽ リノベーションで失敗しないためには?
リノベーション会社に依頼すると、理想の住まいづくりはプランナーが中心になって進めてくれます。「こんな家にしたい」という要望や好みのデザインをプランナーが丁寧にヒアリングし、間取り図や内装の提案を行いながら、具体的なプランをカタチにしていきます。会社によってはプランナーのほかに、デザイナーや設計士、営業担当がこの役割を担うこともあります。
リノベーションで失敗しないための最大のポイントは、担当プランナーに自分の希望をしっかり伝えること。
「うまく伝えられるか不安…」という方は、以下のプランナーさんに聞いた「成功のヒント」をぜひ参考にしてみてください。

プランナーに聞く、家づくりで成功する人・失敗する人|戸建てをリノベーションしたい!【7】
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