公開日2023.11.15
【ガーデニング】秋に楽しめる、お花の種類と寄せ植え方法
ガーデニングは春・夏に楽しむものと思っていませんか?
秋冬に咲くお花もあり、一年を通して楽しめるのがガーデニングの魅力なのです。
今回は、植物が大好きなガーデニングのプロに、秋に楽しめるお花とおすすめの植え方について伺って来ました。
教えていただいたのは
訪れたのは大阪府八尾市にある「ガーデンショップfeel」さん。
奥様の趣味のガーデニングがきっかけで今では植物が大好きというご夫婦が営んでいます。
めずらしい花苗や多肉植物がたくさん!季節の花や多肉植物、観葉植物など1,000種類ほどの品種を取り扱っています。
今が季節の植物も数多く取り扱っているため、季節が変わるたびに訪れても楽しむことができます。
ガーデニングは秋冬も楽しめる!
屋外に咲くお花は春・夏をイメージする方が多いですが、寒い季節の秋・冬にも咲くお花があるのをご存じですか? 秋のガーデニングには以下のようなお花がおすすめです。
秋におすすめのお花
ガーデンマム
10月上旬から楽しめるガーデンマムは、色鮮やかな色と花姿が可愛らしく人気なお花です。耐寒性多年草で長期間楽しめるのも人気の理由です。
ダリア
夏も楽しめるダリアですが、気温の下がった秋に咲くダリアは同じ品種でもより一層、花色が鮮やかとなりとても魅力のある品種です。カラーバリエーションが豊富で一輪でも存在感を発揮するダリアは人気があります。
ケイトウ
ケイトウは鶏のトサカのようなユニークなフォルムが特徴でベルベットのような特徴的な質感がガーデニングや寄せ植えにピッタリの人気な植物です。
他にも、カボチャのような実をつけるソラナムパンプキンやチョコレートの香りのするチョコレートコスモスなどもあります。
ガーデニングは「寄せ植え」がおすすめ
庭やベランダで咲いているお花を見て楽しむなら、一つの鉢に数種類のお花を集めて植える「寄せ植え」がおすすめです。広い庭やベランダがなくても一つの鉢で季節のお花を十分楽しむことができます。
初心者でも簡単に、自由に取り入れられるところが寄せ植えのポイント!
ガーデンショップfeelさんに寄せ植えの方法を教えていただきました。
寄せ植えの方法
まずは、鉢から選ぶのがポイントです。「寄せ植えは鉢で決まる」といっても過言ではないほど鉢選びはとても大切だそう。まずは置く場所にあった鉢を選び、そこに合うように好きなお花を植えるとバランスよく仕上げることができます。
お花を選ぶ際はバランスが大切です。写真のように高さの異なるお花を選ぶことでお花が埋もれる事なく配置することができます。また、一つの鉢には同じ季節で楽しめるお花を選ぶことで長く見て楽しむことができます。あとは、お好きなお花を選びましょう。
選んだお花:ケイトウ×3、トウガラシ×2、ガーデンマム
鉢には水捌け用の穴が空いています。そこに鉢底ネットを敷き、のちの鉢底石や土が穴からこぼれない様にします。また、鉢底ネットは害虫の侵入を防ぐ役割もあります。
鉢底に鉢底石を敷きます。鉢底石には排水性や通気性を向上させる効果があります。また、水分量を適切に保ち、程よく空気の入れ替えをする役割があります。土の環境を整えるためにもおすすめです。
園芸用の土(用土)は鉢底石の上に敷きます。用土にはさまざまな種類があり、使用する植物によっておすすめが変化しますので、迷ったらお店の方に相談してみましょう。
高さの異なるお花は花苗の土の上部に合わせて並べます。これは、高さの違いにより茎に用土が被るとそこから元気がなくなってしまう事を防ぐためです。
お花を鉢に移す際はお花についている表面の土を少しだけほぐしながら取り除きます。
※土の表面には雑草の種が付いている事があるため
用土を少しずつ足しながらお花を並べていきます。
ここで大切なポイントは、用土を鉢のぎりぎりまで被せるのではなく、少し空けてウォータースペースを作ります。ウォータースペースは用土全体に水を浸透させるための大切なスペースとなります。
最後に組み合わせた花の隙間に土を入れて調整します。
彩り豊かな寄せ植えができました。
今回は秋にぴったりのお花を選びましたが、ポイントさえ押さえておけば、自由にアレンジする事もできるので一年中、季節に合ったお花を楽しむ事ができますよ。
最後に
ガーデニングの魅力は、それぞれの季節にあったお花を植えることで一年を通して楽しめること。興味があるという方は一度、ガーデンショップを訪れてみてはいかがでしょうか。見たことがない植物など、新しい発見があるはずです。
取材協力
ガーデンショップfeel
〒581-0036 大阪府八尾市沼3丁目1-1
奥様の趣味のガーデニングがきっかけで今では植物が大好きというご夫婦が営んでいます。
めずらしい花苗や多肉植物がたくさん!季節の花や多肉植物、観葉植物など1,000種類ほどの品種を取り扱っています。
今が季節の植物も数多く取り扱っているため、季節が変わるたびに訪れても楽しむことができます。