DIY

2020.12.03

DIYの基本工程5ステップ~木材を使った家具作り~

DIYの基本工程5ステップ~木材を使った家具作り~

DIYに必要な工具ベスト5~木材を使った家具作り~」では、DIYを始めるにあたり必要な工具についてご紹介しました。今回は、その次に知っておきたい、木材を使った家具作りでの「基本」となる手順をまとめました。

基本工程5ステップ~木材を使った家具作り~

1. 部屋を見渡して何を作りたいかを考える

まず、自宅の部屋を見渡して、何に悩んでいるかを考えてください。初歩的なことですが、何を解決したいのか、それに対して必要なものは何かを考える、ということから始まります。

例えば、リビングに収納棚を置いているがデッドスペースが多く、収納スペースも少ないな…。どうにかこの壁面を利用して大きめの収納棚を作れないかな、とつながるわけです。

2. 置くスペースのサイズを測る

置きたい場所全体の寸法をできるだけ細かく測り、メモします。寸法を測るために必要な工具は「コンベックス」というものです。メジャーと似ていますが、コンベックスは建築や工作に用いられ、届かない箇所でも折れ曲がらず伸ばして採寸ができます。

関連記事DIYに必要な工具ベスト5~木材を使った家具作り~

2020.12.03

3. 作りたいもののイメージ図を描く

こんなものがほしいと思うものの簡単なイメージ図を作成します。
2.でメモしたスペースのサイズを参考に、作るものの具体的な大きさ(縦・横・奥行)を記入していきます。
具体的な大きさがわかれば、必要となる木材の大きさも決まっていきます。

4. 必要な木材とそのほかの材料を買う

ホームセンターなどで木材とネジやビスなどの材料を購入しましょう。木材については、購入後にカットをしてくれるホームセンターも多いので、木材の種類や大きさなどから選び、希望のサイズにカットしてもらいましょう。料金も1カット30~50円など安価です。

1枚の板から

1枚の板から

矢印
できるだけロスがないようにカットします

できるだけロスがないようにカットします

木材のロスをなくすため、カットする寸法や数量をできるだけ正確に伝える必要があるので、事前に作っておいた簡単なイメージ図を持っていきましょう。最近では、インターネットでも、ホームセンターや木材専門店、DIY専門店で希望のサイズにカットしてもらったものを購入することもできます。送料はかかりますがとても便利ですね。

5. やする

カットできたらヤスリで木材の表面をある程度削ります。木材の表面がザラザラして毛羽立ているとホコリが溜まりやすく、さらに掃除がしづらくなるのと、ディスプレイした物に傷が入ることもあるのです。ホームセンターでは最近では作業台まであり、その場で木材を削ったり、工具をレンタルすることもできます。場所の確保ができない方や工具を買うまではいかずという方にこれまた便利です。

6. 木材を保護するワトコオイルを塗る

木材の木目や味わいを生かしつつ、素材の保護にもなるワトコオイルを塗りましょう。ワトコオイルにはナチュラルやホワイト、ブラウンなど、さまざまな色もありますので、部屋に合わせたり、好みによって選びましょう。塗ったあと、長時間置いておくとオイルの色が濃く入ったり、木目が薄くなったりしていきますので、好みの色合いになったら布で拭きとりましょう。

例:ワトコオイル(ナチュラル)を塗る前(左)と塗った後(右)

オイルを塗るにあたり、床が汚れないようにするため養生を敷くこと、またオイルを入れるバケツと塗るハケ、塗ったのちに木材を拭く布・ウエスも用意することを忘れずに。

組み立てと設置

ここまでできたら、いよいよ組み立てと設置です。
木材を使った家具作りの基本工程はこの5ステップがとても大切!

作りたいものや、置く場所によって、組み立て方や設置方法は変わりますので、
これからDIY事例としてご紹介していきます。

最後に

DIYをはじめる際、何を解決したいのか、それに対して必要なものは何か、何を作るか、を考えず材料を買うと失敗する可能性が高くなります。またDIYは難しいからやらない…など、かえって取っ掛かりのハードルを高めてしまうことにも。DIYは考え方とその準備がとても大切なのです。それが理解でき、慣れていくと、DIYは自分の理想に近づける手段となり、自分のライフスタイルに合ったものを手にいれる手段にもなります。作業に時間がかかってしまうことも多少ありますが、完成した時の達成感は、ほかでは味わえないものだからこそDIYは楽しいのです。

アドバイザー

建築、内装設計デザイン
TO DO 藤田 剛

2000年 滋賀県立大学建築デザイン専攻卒業後、設計事務所に数社勤務
2008年より大阪で設計デザイン事務所を主宰
業務内容:住宅から店舗、家具の設計デザインまで空間に関わること全般。自然な暮らし方やストーリー、素材と質感など、本質的なものを大切にして空間に取り入れます。住空間のこだわりや、ちょっとした相談事など、お客さまに寄り添ったモノ作りを提案。

この記事をシェアする

PAGETOP